独占インタビュー！タッチVIP｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――入社して1カ月。新しい環境には慣れましたか？

はい、おかげさまで。まったくの異業種から転職してきた僕ですが、なんとか大きなミスも苦労もなく働けています。とはいえ、まだ試用期間中の身。新しく覚えなきゃいけない仕事がたくさん待っているので、大変なのはこれからかもしれません（笑）。
ただ、給料や福利厚生に充分な魅力を感じて入社したこともあって、今後については不安よりも期待が勝っている状態。故郷の両親への仕送りも、もっと増やしていけるでしょうし。

――親孝行ですね。ちなみに、ご実家はどちらなんですか？

札幌からちょっと離れた、道内の田舎町です。僕はそこで生まれ育って、地元の高校を卒業したあとは、札幌の専門学校へ。効率的に資格を取って、夢を実現するための進学でしたね。

――夢？

保育士になること。僕、親戚に保育士がいて、子どもたちのかわいさとか、彼らの成長を促せたときの達成感とか、いろいろ話を聞いてずっと憧れていたんです。僕がその道を目指して進学したとき、親戚もすごく祝福してくれましたよ。
でも、内心一番よろこんでいたのは、たぶん父。2年生のある日、父から「就職先なら、こっちの保育園の園長に話をつけた。いつでも帰ってこい」と連絡が。どうも、園長先生と友人関係だったらしくて……（笑）。そんな縁もあって、卒業後は地元の園で保育士として働き始めました。

――お仕事はいかがでしたか？

常に持ち帰りの業務を抱えて、その割に給料は安かったけど、やっぱり大きなやりがいに満ちていたから毎日が楽しかったです。僕が受け持っていたのは3歳児のクラスで、運動能力がめきめき育って、ちょうど基本的な動作を一通り覚え始め、知的好奇心もグッと旺盛になる、そんな年頃の子たち。いろんな遊びをしたがる彼らに応えて、キラキラの笑顔を見せてもらえたときなんか、「保育士になって本当によかった」と噛み締めたものでした。

――充実していたようですね。

ところが、保育士になって1年が経とうとしていたとき、父が病に倒れたんです。しばらくして、なんとか退院できたものの、施設への入居は避けられませんでした。
現実問題として、かかる費用は相当なもの。母がパートに出てがんばってくれたんですが、到底足りず……。「僕がもっと稼げるようにならなければ」と考え、断腸の思いで保育士を退職しました。

――その後のことを。

苫小牧でそれなりに実入りのいいライン工の仕事を見つけ、再び地元を離れて住み込みで働き始めました。作業はひたすら単調で、なおかつ体力的にもかなりキツい。でも人間関係は良好だし、薄給だった保育士時代よりかは給料も幾分マシだったこともあって、苦になることはありませんでしたね。
まあ、そんな感じで特に不満もなく働いていたんですが、あるとき転職を強く考えるようになったんです。札幌に住む友人からの、ある一言がきっかけで。

――ある一言？

「お前さ、親父さんのことで大変なんだろ。今のライン工の給料で大丈夫なのか？」って……。僕だって、本音を言えばもっと稼いで家族に楽をさせてあげたかった。でも、今までの経験を活かせる仕事では昇給したところでたかが知れてるし、畑違いの業界に転身して高給取りになる方法なんて思いつかなかったし、八方塞がりだったんです。
だから、そんな思いをそのまま友人にぶつけました。

――ご友人はなんと？

「ならオレみたいに、風俗店で働けばいいじゃん」。あんまりあっさり言ってのけるもんだから、こっちが拍子抜けしちゃったくらい（笑）。
聞けば、彼は僕と同じ専門学校を卒業して保育士になったあと、やはり薄給が原因で退職。そして、経験よりもやる気重視でスピーディーに昇給や昇格ができるという点に惹かれ、夜の世界に飛び込んだとのことでした。
いろいろ話を聞いて、それなら僕も働いてみたいと思い、風俗店スタッフの仕事を探すことに。それこそ、メンズバニラのお世話になりましたよ。

――ありがとうございます。転職活動はいかがでしたか？

僕が必須条件にしていたのは、社会保険と社員寮が完備されていること。両方を満たすとなると、候補は結構絞られましたし、実際の応募先はその中からさらに厳選。求人情報の細かい部分も読み込んで、「ここは」と思うところにだけ挑戦することにしました。

――確かなこだわりを感じます。

だからこそ、『タッチVIP』に内定が決まったときはすごくうれしかったです。これでさらに実家を援助できるぞ、って。

――現在の業務内容について教えてください。

ホールでの接客に、ルームの清掃やセッティングという、基本的なものがメインです。今はまず、残りの試用期間の中で、WEB情報更新をはじめとする新しい仕事を覚えていくことが急務。先輩方の温かな指導に報いるべく、引き続き全力で業務に励んでいきたいと思います。
ちなみに先輩方の中にも、僕みたいに業界未経験から入社した人がたくさんいるんですよ。前情報で聞いていた通り、がんばり次第で誰でも昇給や昇格のチャンスがあるみたいなので、モチベーションが上がります。
もちろん、そういった評価制度以外の部分にも満足していますけど。

――たとえばどんなところに？

金銭面でダイレクトに助かっているのは、食事補助ですかね。これは、出勤するたびに無料でお弁当が支給される福利厚生。僕は割と食が細いほうだから、もらったお弁当だけで1日のご飯を済ませたりも……。おかげで食費がかなり浮いています（笑）。

――（笑）。

あとはやっぱり寮が快適なのもうれしいですし、僕は利用したことないけど日払いシステムもあるらしいし、何かにつけて「社員思いな会社だなあ」と実感することも少なくありません。そんな働きがいのある職場だからこそ、早く一人前になって、多方面において貢献していきたい。それが、今の僕にとっての夢です。

――素敵な心がけですね。

このインタビューを引き受けた理由でもあるんですけど、僕、後輩ができるのをすごく楽しみにしているんですよ。だからこそ、先輩として恥ずかしくないようにしっかり成長していかなきゃなっていう気持ちが強いのかな……。
お互いに経験や年齢など気にすることなくみんなで切磋琢磨して、一緒に『タッチVIP』を盛り上げていけたらいいと思っています。