エテルナ
松本さん 39歳
店舗スタッフ
年収600万円以上
勤続年数1年2ヶ月
一流企業では得られなかった大事なもの。夜の世界の人情が、エリートの心を温め、動かす
好きな気持ちだけで数学の道に邁進。大学院卒業まで悩み、選んだ大企業の実態は“ブラックそのもの”
――ご出身は?
大阪です。市内でもいまだに人情味が残っているというか、ご近所関係が厚いところで育ちました。
――あまり関西っぽさを感じないような……。
それ、なぜか昔からよく言われます。でもこう見えてバリバリの関西人で、子どもの頃からちゃんと阪神ファンですよ(笑)。
――(笑)。野球少年だった?
中学では野球部でしたけど、高校では「練習がキツくなる」と聞いてそこからは観る専門に。もともと活発なタイプじゃなかったし、どちらかといえば勉強のほうが好きで、休み時間にはずっと教科書を広げているような“ガリ勉”でしたね(笑)。
特に好きだったのは数学。ほら、問題を解くのってロールプレイングゲームに似てるじゃないですか。
――ロールプレイングゲーム?
あ、変なこと言ってすみません(笑)。要するに“公式”という武器を手に敵を倒していくって感じで、夢中になって戦うつもりで次々問題集をやり終えちゃって。だからテストでは無理をしなくても常にいい点が取れたんですよね。
で、「これをもっと専門的にやれたら楽しいかも」と、関西の某国立大学の数学科に進学して幾何学を専攻。日々の勉強は想像以上に面白かったんですが、こういう分野は就職先がね……。専門性を活かせる仕事といえばかなりレアな研究職くらいだし、かといって全然関係のない職に就くのも諦めがつかなくて。
大学の4年間では将来を決めきれず、社会に出るまでの時間稼ぎにひとまず大学院へ進みました。でも、院の2年間でも「これだ!」と思える道は見つからないまま。
――結局、卒業後は?
システムエンジニアとして、東京の有名IT企業に就職を。数学科出身者の進路としてはメジャーだし、やっているうちにしっくりくるかもしれないなと。
この職種は何を担当するかで業務内容が大きく違うものですが、僕は大手銀行のATMのシステムを構築するチームに配属。先方の担当者と細部まで綿密に打ち合わせをし、その内容をもとに開発と修正を積み重ねていく毎日でした。
仕事の規模は大きいし、難しいことを考えるのも嫌いじゃない。それに実際に運用されてお客様によろこんでもらえると、やりがいや手応えも感じられて。
――合っていたと。
業務自体はそうですね。ただ労働環境が過酷で……。繁忙期は月に1日しか休めなかったり、頻繁に終電を逃してタクシーで帰ったり。給料明細を見ると残業代が基本給を超えていて、ちょっと怖くなったくらいです。
大阪です。市内でもいまだに人情味が残っているというか、ご近所関係が厚いところで育ちました。
――あまり関西っぽさを感じないような……。
それ、なぜか昔からよく言われます。でもこう見えてバリバリの関西人で、子どもの頃からちゃんと阪神ファンですよ(笑)。
――(笑)。野球少年だった?
中学では野球部でしたけど、高校では「練習がキツくなる」と聞いてそこからは観る専門に。もともと活発なタイプじゃなかったし、どちらかといえば勉強のほうが好きで、休み時間にはずっと教科書を広げているような“ガリ勉”でしたね(笑)。
特に好きだったのは数学。ほら、問題を解くのってロールプレイングゲームに似てるじゃないですか。
――ロールプレイングゲーム?
あ、変なこと言ってすみません(笑)。要するに“公式”という武器を手に敵を倒していくって感じで、夢中になって戦うつもりで次々問題集をやり終えちゃって。だからテストでは無理をしなくても常にいい点が取れたんですよね。
で、「これをもっと専門的にやれたら楽しいかも」と、関西の某国立大学の数学科に進学して幾何学を専攻。日々の勉強は想像以上に面白かったんですが、こういう分野は就職先がね……。専門性を活かせる仕事といえばかなりレアな研究職くらいだし、かといって全然関係のない職に就くのも諦めがつかなくて。
大学の4年間では将来を決めきれず、社会に出るまでの時間稼ぎにひとまず大学院へ進みました。でも、院の2年間でも「これだ!」と思える道は見つからないまま。
――結局、卒業後は?
システムエンジニアとして、東京の有名IT企業に就職を。数学科出身者の進路としてはメジャーだし、やっているうちにしっくりくるかもしれないなと。
この職種は何を担当するかで業務内容が大きく違うものですが、僕は大手銀行のATMのシステムを構築するチームに配属。先方の担当者と細部まで綿密に打ち合わせをし、その内容をもとに開発と修正を積み重ねていく毎日でした。
仕事の規模は大きいし、難しいことを考えるのも嫌いじゃない。それに実際に運用されてお客様によろこんでもらえると、やりがいや手応えも感じられて。
――合っていたと。
業務自体はそうですね。ただ労働環境が過酷で……。繁忙期は月に1日しか休めなかったり、頻繁に終電を逃してタクシーで帰ったり。給料明細を見ると残業代が基本給を超えていて、ちょっと怖くなったくらいです。
ツラいのは業務より、ドライな社風。興味本位で始めた夜職バイトの“意外な人情味”に心動かされる
――まさにブラック……。
まだ“働き方改革”なんて時代じゃありませんでしたからね。それに忙しかったのは事実だけど、本当にキツかったのは作業的な面ではなく。
――というと?
社員数が1万人以上と組織が大きすぎるせいか、僕ら末端の社員は部署内の一部の人としか関わらない。みんな個人主義で、他人がどれだけ業務やストレスを抱えていても知らん顔だし、人情味が一切なくてドライな感じは常々「合わないな」と思っていました。
しかも業務はムダだらけ。簡単な変更ひとつにもあちこちの決裁が必要で、時間も手間も掛かるし、上司の返答を待つだけで深夜になることも多かったんですよね。
とはいえ初めての就職で、きっとこれが普通なんだろうと、気が付けば6年も……。
――むしろそこまで耐えたのに、なぜ退職を?
心身ともに疲れ果てた末、ふと地元の温かさが恋しくなっちゃって(笑)。 いったん関西に戻ろうと、大阪にある中規模のソフトウェア会社に転職を決めました。
今度は勤怠管理や給与計算のシステム開発担当ということで。
――環境はよくなった?
労働時間の面では、かなり。残業はたまにある程度だし、休日出勤もほとんどなくなりました。ただ個人主義的な雰囲気や手続きの面倒くささはあまり変わらずで。現場の意見を通そうと少しずつ上にお伺いを立てるものの、最終的には必ずどこかで却下されてしまう。そうなると仕事自体にやりがいがあっても、7、8年もすればやっぱり諦めの境地に……。
それで気分転換を兼ねて副業でもしようと『エテルナ』でドライバーを始めたんです。
――なぜデリヘルで副業を?
残業がないぶん以前より手取りが減っていたので、小遣い程度に稼げればなと。もともと運転が好きだからドライバーなら気楽にやれそうだし、風俗業界には密かに「どれくらいブラックなのかな」なんて興味もありまして(笑)。
だけど実際に始めてみると、社員の方は僕みたいな新人アルバイト相手にも、常に敬語。希望通りの時間にきっちり帰れるよう業務を配分してもらえるうえに、オーナーまで「困ったことがあれば直接聞きますよ」と気軽に声を掛けてくれるほどのホワイトぶりでした。
こんな末端の末端にいる人間まで……。そんな温かさに感動して、そのうちここで社員になれたらって思いがどんどん強く……。
まだ“働き方改革”なんて時代じゃありませんでしたからね。それに忙しかったのは事実だけど、本当にキツかったのは作業的な面ではなく。
――というと?
社員数が1万人以上と組織が大きすぎるせいか、僕ら末端の社員は部署内の一部の人としか関わらない。みんな個人主義で、他人がどれだけ業務やストレスを抱えていても知らん顔だし、人情味が一切なくてドライな感じは常々「合わないな」と思っていました。
しかも業務はムダだらけ。簡単な変更ひとつにもあちこちの決裁が必要で、時間も手間も掛かるし、上司の返答を待つだけで深夜になることも多かったんですよね。
とはいえ初めての就職で、きっとこれが普通なんだろうと、気が付けば6年も……。
――むしろそこまで耐えたのに、なぜ退職を?
心身ともに疲れ果てた末、ふと地元の温かさが恋しくなっちゃって(笑)。 いったん関西に戻ろうと、大阪にある中規模のソフトウェア会社に転職を決めました。
今度は勤怠管理や給与計算のシステム開発担当ということで。
――環境はよくなった?
労働時間の面では、かなり。残業はたまにある程度だし、休日出勤もほとんどなくなりました。ただ個人主義的な雰囲気や手続きの面倒くささはあまり変わらずで。現場の意見を通そうと少しずつ上にお伺いを立てるものの、最終的には必ずどこかで却下されてしまう。そうなると仕事自体にやりがいがあっても、7、8年もすればやっぱり諦めの境地に……。
それで気分転換を兼ねて副業でもしようと『エテルナ』でドライバーを始めたんです。
――なぜデリヘルで副業を?
残業がないぶん以前より手取りが減っていたので、小遣い程度に稼げればなと。もともと運転が好きだからドライバーなら気楽にやれそうだし、風俗業界には密かに「どれくらいブラックなのかな」なんて興味もありまして(笑)。
だけど実際に始めてみると、社員の方は僕みたいな新人アルバイト相手にも、常に敬語。希望通りの時間にきっちり帰れるよう業務を配分してもらえるうえに、オーナーまで「困ったことがあれば直接聞きますよ」と気軽に声を掛けてくれるほどのホワイトぶりでした。
こんな末端の末端にいる人間まで……。そんな温かさに感動して、そのうちここで社員になれたらって思いがどんどん強く……。
やりがいも、収入も、人間関係も。“求め続けていたすべて”を得て初めて、未来への希望が生まれた
――その後は?
オーナーに転職したい気持ちを伝えたところ「じゃあ、フロントの仕事を始めてみますか?」と快く受け入れてくれたので、本業をきちんと辞めてこちらに。
2カ月ほど研修を受け、正社員に昇格したという流れです。
――思いきった決断。
そうですかね(笑)。でも、バイトがトップと直接話せる会社なんてめったにないでしょう。その風通しのよさもオーナーの人柄も僕にとってはすごく魅力的だったので。
――オーナーさんはどんな方?
何より“人”を大切にする方だと思います。会社として利益の追求は当然ですが、「自分だけ儲かればいい」という考えとは真逆。キャストさん、社員、アルバイト、お客様みんなの満足を第一に考え、売上は従業員に還元するスタンス。おかげでスタート時から月給が高いうえに、毎月のプラス査定やインセンティブ、年2回の賞与まであるんです。
そして現場の意見は些細なものでもすぐに検討。新人の頃“お客様が女性への接し方を学べるコース”を提案したら即採用されて、びっくりしちゃいました(笑)。
――それは松本さんもスゴいのでは。
いやいや。ド素人でもアイディアを出せるくらい、しっかり育ててくれたおかげかと。研修では座学から順を追って学べたし、実践では教育担当の先輩からフォローもフィードバックも受けられました。僕なんて皆さんに比べれば接客も女性への対応もまだまだで……。
それに、何十台もの複雑な配車をテキパキやってのける先輩たちは本当にスゴい。長年数学を武器に生きてきた人間からしても「どう計算しているんだろう」って感心しきりです(笑)。課題は多いけど、そのぶん楽しくて。
――充実しているんですね。
はい。「僕も会社を動かす一員なんだ」と思うと、やりたいことが次々に浮かんでくるんです。
実はいま、自分の得意分野を活かして勤怠や配車の管理のシステム化を進めていますし、将来的には役職者や管理者になって、新店の展開にも携われたらと。
――会社の今後の展望は?
いまは『エテルナ』を拡大するべく、一丸となって土台を固めています。キャストの拡充に加え、フロントを3交替制にするのも目標のひとつ。各自の負担を減らして余裕ができたら調査や企画に力を入れる予定なので、
今回はそのための増員募集です。
働きがいと収入、プライベートを全部充実させたい方、ぜひ一緒に切磋琢磨しませんか。
オーナーに転職したい気持ちを伝えたところ「じゃあ、フロントの仕事を始めてみますか?」と快く受け入れてくれたので、本業をきちんと辞めてこちらに。
2カ月ほど研修を受け、正社員に昇格したという流れです。
――思いきった決断。
そうですかね(笑)。でも、バイトがトップと直接話せる会社なんてめったにないでしょう。その風通しのよさもオーナーの人柄も僕にとってはすごく魅力的だったので。
――オーナーさんはどんな方?
何より“人”を大切にする方だと思います。会社として利益の追求は当然ですが、「自分だけ儲かればいい」という考えとは真逆。キャストさん、社員、アルバイト、お客様みんなの満足を第一に考え、売上は従業員に還元するスタンス。おかげでスタート時から月給が高いうえに、毎月のプラス査定やインセンティブ、年2回の賞与まであるんです。
そして現場の意見は些細なものでもすぐに検討。新人の頃“お客様が女性への接し方を学べるコース”を提案したら即採用されて、びっくりしちゃいました(笑)。
――それは松本さんもスゴいのでは。
いやいや。ド素人でもアイディアを出せるくらい、しっかり育ててくれたおかげかと。研修では座学から順を追って学べたし、実践では教育担当の先輩からフォローもフィードバックも受けられました。僕なんて皆さんに比べれば接客も女性への対応もまだまだで……。
それに、何十台もの複雑な配車をテキパキやってのける先輩たちは本当にスゴい。長年数学を武器に生きてきた人間からしても「どう計算しているんだろう」って感心しきりです(笑)。課題は多いけど、そのぶん楽しくて。
――充実しているんですね。
はい。「僕も会社を動かす一員なんだ」と思うと、やりたいことが次々に浮かんでくるんです。
実はいま、自分の得意分野を活かして勤怠や配車の管理のシステム化を進めていますし、将来的には役職者や管理者になって、新店の展開にも携われたらと。
――会社の今後の展望は?
いまは『エテルナ』を拡大するべく、一丸となって土台を固めています。キャストの拡充に加え、フロントを3交替制にするのも目標のひとつ。各自の負担を減らして余裕ができたら調査や企画に力を入れる予定なので、
今回はそのための増員募集です。
働きがいと収入、プライベートを全部充実させたい方、ぜひ一緒に切磋琢磨しませんか。
写真・記事:メンズバニラ編集部
店舗スタッフ
松本さん 39歳
年収600万円以上
勤続年数1年2ヶ月
大阪市出身。落ち着いた口調と風貌に反して「内面はバリバリの関西人」。国立大学の数学科、同大学院を卒業したのちシステムエンジニアとして有名IT企業に就職するも、会社の体質に嫌気がさし転職する。
副業で『エテルナ』のドライバーを始めたのち、店舗スタッフとして正式入社し現在に至る。
最近は身体を鍛えることが趣味。「会社の福利厚生をフル活用してジムに通っています」とのこと。
松本さんがはたらく会社の求人募集情報
リアル給与明細
店舗スタッフ
職位
正社員
年齢
51歳
勤続期間
2ヶ月
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合計385,000円
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基本給350,000円
-
交通費15,000円
-
特別手当20,000円
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