独占インタビュー！クラブアイリス大阪｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――まずは学生時代のお話を。

一言で言うと、陽気な堅物でしたね（笑）。
僕が生まれ育ったのは兵庫県でもとにかくヤンキーが多い地域で、どの高校を選んでもだいたい荒れている状態。制服はいじるのが当たり前だったし、校則ではヘアカラー禁止でも茶髪や金髪だらけ。そんな中、僕は「他人は他人。オレはルールを守り抜く」と、ただ一人襟までカッチリと崩さず着ていました。

――逆に浮いていたのでは？

いや、意外とそうでもなくて（笑）。カタい割に好奇心旺盛で人懐っこいところがあったから、ワルそうな奴にも自分からガンガン声を掛けていったんですよ。向こうからすると「なんやコイツ」って感じだったでしょうけど、話してみるとウマが合って「橋本ってオモロイな」「武士か」なんて言われるようになって、仲のいい奴が増える一方で（笑）。

――愛されキャラだったと（笑）。卒業後は？

あまり深く考えず地元の工場に就職しました。そこでの業務は単純作業ばかりだし、毎日なにも変わらないから正直すぐに飽きちゃったものの、収入も地元ではまあ悪くなかったし、特に辞める理由はなかった。ところが6年勤めたころ、同窓会で高校時代の友人に会ったら、みんな都会に出てキラキラした生活を送っていると知って……。途端に僕だけが田舎で淡々と作業員をやっていることに焦って、「もっと華やかなところに行かなきゃ」と退職。大都会、大阪に出てきたんです。

――大阪では何を？

とにかく刺激のある仕事をしたくて、興味本位でミナミのバーへ。地元では味わえないようなおしゃれな料理にも惹かれていたので、キッチン担当として入りました。
もちろん、ここでも“着崩さないカタいファッション”は相変わらず。「いや、カタすぎやろ」ってツッコまれるのが日課でしたね。それに、都会で働く人と話したくてウズウズしていたくらいだったから、こっちでも積極的に話しかけて。いつの間にか「人懐っこくてオモロイ子」ポジションに（笑）。

――（笑）。またしてもキャラが確立。

ありがたいことにね（笑）。おかげで人間関係は抜群によかったし、仕事自体も楽しかったんですが4年ほど働いたころ、いわゆるコロナ禍に見舞われてしまって。
飲食業への影響はご存じの通りで、僕の職場もその周りも言わずもがな。きらびやかなミナミのお店がどんどん潰れていくのを見るのは悲しかったし、「明日は我が身か」と不安だらけでした。

――キツいですね……。

ええ。そこでふと、うちの常連だった、とある風俗店のオーナーさんとキャストさんから「君みたいなスタッフがいたらオモロイのになあ」って言われていたのを思い出しまして。飲食店が潰れている中、風俗店は割と営業していたので「いけるかもしれない」と思い、仕事を探してみることに。
とはいえ、風俗業界についての知識はほとんどなくて、実はちょっと怖いイメージを抱いていたんです。で、「高級店ならお客様もスタッフさんも、きちんとした人が多いんじゃないか」と高級店だけに絞って応募。その中のひとつが『クラブアイリス大阪』でした。

――面接での印象は？

まず面接の方の、物腰や言葉遣いがすごく柔らかくて「これは期待以上だ」と。それに想像力が及ばず、オロオロする僕に対して「未熟でも、たとえ失敗してもきっと取り返せる。大丈夫だよ」と声を掛けてもらえて。
内定をいただいてすぐに「ぜひ働かせてください」と連絡しました。

――入社後のことを。

いやあ、最初は本当に恥ずかしいくらい失敗ばかりで、甘くないなって。
たとえば、とあるキャストの予約と予約の間がかなり空いていたので、勝手に指名で埋めてしまったんです。もちろん、自分では「女の子も、もらえるお金が増えて喜ぶはず」と考えてのこと。でもその空き枠は彼女自身が体調を考えたうえで作っていたインターバルだった。それで「確認もせず勝手に予約を入れないで」と怒らせちゃって。

――よかれと思っての行動が裏目に。

はい。このときはさすがに堪えましたね。結局、上司や先輩の力を借りつつ彼女に必死で謝罪して事なきを得ましたが、それ以来、絶対に女の子への確認を徹底するようになりました。そんな感じで、ミスをしてはフォローしてもらって1つひとつ身につけていったところです。

――いい環境ですね。

まったく。今の僕がここにいられるのは上司や先輩のおかげだと思っています。だって、失敗が表面上なんとかなったとしても、根本的な原因がわからないままだとミスはなくせないじゃないですか。だから、必ず解決のヒントをくれるんです。ゆえに自分で改善点がわかってくるし、「次回からはこうがんばろう」と成長していける。

――「高級店だ」と実感する瞬間はある？

やっぱり、全スタッフが品位を損ねないよう意識している感じはありますね。お客様に対しても女の子に対しても言葉遣いはすごく丁寧。しかも、スタッフ間でも仕事中にタメ口を利かれることがなく、後輩や年下相手であっても常に敬語で話すんですよ。先輩たちと会話をしていると、なんだか紳士の集まりに加わったような気分になれます（笑）。
あとは、お給料もいいから、精神的にも経済的にも余裕ができたなと。

――心身ともに充実しているようです。

そうですね。無理な残業もないので。自炊や運動の時間も取れて、とても健康的です。前職のときより体重も10kg以上痩せましたし、身だしなみも気にするようになってきました。

――今後の目標は？

これからはもっと稼いで、身体も絞って……。スーツをカッコよく着こなしたいですね（笑）。
あと『クラブアイリス』としては、関西を含む全国的にもっと店舗を増やしていく予定だと聞いています。そのためには新しい仲間がぜひとも欲しいんです。
だから、より働きやすい環境でみなさんをお迎えするために、今いるメンバーで改善のアイディアを出し合っているところで。もちろん、新人さんからの提案も大歓迎。

――風通しがよさそう。

おっしゃる通り。うちはスタッフそれぞれの「新しいことに挑戦してみたい」という気持ちを大事にしています。それを実現させてくれる環境も整っていますので。新人さんがどんどん入ってきてくれるのが理想ですね。僕たちにとっても刺激になりますし。

――そうなれば橋本さんも先輩になりますね。

そうなんですよ。いやあ、楽しみというか、僕も先輩たちみたいに的確に教えられるかなあ。個人的には、上司からもらった「みんながみんな個性的だし、長所があるから君に向いている方法で教えたい」という言葉をそのまま実践しつつ教えていければと。
新しい社員を支える軸になれるよう、全力で努めたいと思います！