独占インタビュー！梅田人妻秘密倶楽部｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――ご出身は？

広島県のちょっと田舎のほうですね。自然豊かな町なので、子どもの頃は友達とよく外で遊んでいました。夏は海に飛び込むとか、そういう感じ（笑）。

――健全なお子さんだったんですね。

ええ、まあ（笑）。あとはみんなが地域の野球チームに入った流れで、僕も一緒に。だけど、趣味的なクラブかと思いきや毎日練習があるし、試合もしょっちゅう。やたら指導が厳しいのも嫌でしたね。
というわけで、中学では仲のいい子の誘いに乗っかってソフトテニス部へ。今度は雰囲気も練習内容もユルく、女子とも合同で練習するので、めちゃめちゃ楽しかったです（笑）。女友達やカノジョもできましたし。

――全体的に“リア充感”が。

どうなんでしょう（笑）。でも、たしかに周りも彼氏彼女がいる子が多かったとは思います。あと、当時はなぜか友達の間でテストの結果を見せ合うって遊びが流行っていまして。いい点数を取った人は自慢できるしうらやましがられる、みたいな（笑）。

――なんと高尚な遊びを……！

僕なんて、ドヤ顔をするためだけに家で必死にガリ勉していましたからね（笑）。でも、それを繰り返すうちにだんだんと勉強自体が好きになって、特に理数系は80、90点台が当たり前になりました。
そんなわけで、高校は広島市内にある有名校を目指してみようと。県内でも有数の進学校ですが、先生からは「がんばれば合格できる」と言われていたし、両親からは「受かったら市内で下宿していい」と約束してもらったので、がぜんやる気が湧いて。
……まあ早い話が「都会で一人暮らししたい」って下心全開だったわけですが（笑）。

――それでがんばれるのがすごい。

でも、今回はレベルが高すぎました。猛勉強したものの結果は不合格で、仕方なく地元の私立高へ進学。ここも周りから一目置かれるくらいの偏差値ではあったけど、立地は何もない山の中。通学するにも不便すぎて、学校の男子寮に入る羽目に……。憧れとは真逆の高校生活にがくぜんとして、この3年間は遊び倒そうと決めました（笑）。
ただ、いざ入学すると「これはこれでいいかも」と。寮の部屋に友達とこっそりゲーム機やケータイ、漫画なんかを持ち込んで遊ぶのは楽しかったし、「そろそろ家に帰らなきゃ」なんてこともありませんし。一応共学だから昼間は女子にも会えるので、毎日が修学旅行気分でしたね。
で、せっかく進学校に入ったけど、進学する気はゼロという（笑）。

――もったいない……。

だけど、友達の1人から「関西の学校に行く」と聞いて急に気が変わったんです（笑）。「そうか、遠くの大学に受かれば1人暮らしできるんだ」って。それで両親に頼み込み、大阪府下にある私大に進むことになりました。
……でもね、大学にはそんな動機で行くもんじゃないです。結局マジメに通ったのは1年だけで、2年からは顔も出さず。

――大学に行かずに何を？

バイトとか遊びとか……。
都会って誘惑が多いからお金が欲しくなるじゃないですか。特にミナミなんかを歩くと、ホストクラブの看板をよく見かけて。人気のあるホストはいい服や時計を身につけているし、SNSのフォロワーも万単位。そのうち「こんな風になれば気分がいいだろうな」と憧れるようになっていました。
で、19歳のとき、ついに有名店の面接に。「レギュラーで入れる？」と聞かれた瞬間、「あ、大学辞めよう」と。

――ご家族から反対されたのでは。

内緒にするつもりでしたが、さすがに退学はバレちゃって（笑）。いろいろと申し訳なかったので正直に理由を話したら、仕送りを止められました（笑）。
そんなわけで、手元にあったお金でまず店から通える範囲になんとか引っ越しを。それから数カ月間、安物のスーツを着てがんばってはみたものの、まさに鳴かず飛ばず……。最低保証の10万円だけで暮らす日々でした。
食事は基本モヤシ、ごちそうといえばたまに先輩からおごってもらう焼肉くらい。もう本当に何やってんだって話ですよね（笑）。それでも一発逆転を狙って店内ランキング上位の先輩たちを見習い、ほぼ24時間、スマホで営業をかけまくりました。

――転機はあった？

入店から半年を過ぎたあたりで急に太客が付き始め、そこからはあっという間に月収100万円以上、ナンバー入りの常連にもなって。待遇も周囲からの態度も何もかもが変わり、掃除は免除、出勤はギリギリでもOK。売上発表の場では毎月、羨望の的でした。

――ようやく“ドヤ顔”ができたと（笑）。

いやあ、想像以上に気分がよかったですね（笑）。
でも、それから1、2年ほどした頃、兄貴分的な存在だった先輩の引退が決まって……。僕自身も気を張り続ける生活に少し疲れていたので「いったん辞めて休もう」と。幸いというかなんというか、長らく遊ぶ暇もなく働いてきたし、住んでいる部屋も安いままだったから、しばらく働かず暮らせるくらいの余裕はあったんですよ。

――その後は？

ほとんど誰とも連絡を取らず、自宅でマンガやゲームに熱中していました。ただ、1年もすると社会から隔絶されたような気分になって。夜の店や企業の面接をいくつか受け、内定をもらったはいいものの、いざとなると不安で決めきれず……。
で、なんとなく風俗の求人を見ていたら『梅田人妻秘密倶楽部』の求人を見つけたんです。「週休2日でまったりバイト」「週6正社員でがっつり稼ぐ」的な内容が書かれていたので、ユルさに惹かれて応募を。

――実際にユルかったんですか？

面接官に「週5日、1日8時間しか働けません」って伝えたら、あっさり「じゃあバイトで採用ね」と（笑）。
働き始めてからも後出しの条件は1つも出てこなくて希望通りに休めたし、残業しないよう業務量も調整してもらえて「スゴいな」って。

――すごくホワイト。

でしょ（笑）。しかも、業務を一通り覚えたあたりでやりたいことができて一度店を辞めたんですが、そのときもみんな「がんばれよ！」って気分よく送り出してくれたんですよ。
で、1年ほど経ってまた求人サイトから応募したら「水くさいな！」「直接連絡くれたらええのに」って歓迎ムード。僕、バイト時代は淡々と仕事をこなしていただけだったし、勝手を言って辞めたのに……。
そんな流れもあって「今度はがっつり働いてみようかな」と、週6勤務の正社員を希望しました。

――いい職場なんですね。バイト時代との違いは？

まず、業務の幅がかなり広がりました。受付や問い合わせ対応、備品の管理なんかは以前も先輩に教わりつつやっていたけど、社員になってからは集客サイト更新に出勤管理、伸び悩んでいる子のPR方法を考えることも。最近では女性の求人も任されて、正直、ずいぶん忙しくなったなと（笑）。
でも、そのぶん時給がガンガン上がるから手応えもある。再入社してまだ1年ほどですが、月の手取りは10万円以上アップしましたね。

――モチベーションはお金？

というか、どの仕事も任された以上は結果を出したいなと。それで同僚や先輩に「あいつ、やるな」って思わせたい（笑）。ゆくゆくは『梅田人妻秘密倶楽部』を日本一有名にするのがいまの野望です。
……ところで僕、最近、クルマを買いまして。テスラなんですけど、すごくないですか？（笑） 「高級車が欲しい人、ここでがんばれば買えます」ってぜひ書いておいてください。やっぱり、お金は大事でしょ（笑）。