独占インタビュー！ウルトラプラチナム｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――今の仕事に就く前は何を？

美容系の専門学校に通ってました。僕、一応美容師の免許を持ってるんですよ。
卒業後に『ウルトラプラチナム』に就職したのですが、けっこうギリギリの成績だったんで、留年してたら今ここにはいないかも（笑）。
そうそう、社会人経験は今回が初めてではないんです。専門学校の学費を貯めるために働いていた時期があるので。

――入学までの経緯を詳しくお聞かせください。

じゃあ、まずは中学時代のお話から。この頃は、学校にほとんど行ってなかったんです。やんちゃな友達が多かったんで、みんなと外で遊んでるほうが楽しくて。なんとなく周りに流される感じで、いつも授業をサボってました。で、当然っちゃあ当然ですが、勉強にまったくついていけず。
中学3年にもなると、みんな塾に通ったり、志望校の話をしたりし始めますよね。周りの子がどんどん受験ムードになっていく中、僕は普通の授業でさえちんぷんかんぷん。
「これは苦手な勉強をしに高校に行くより、食いっぱぐれない資格を取った方がいいかもな」と思うようになりました。

――それで、進路を専門学校に絞ったと。

あと、中学生ってちょっと髪型とか気にし出す時期じゃないですか。僕も自分に合ったヘアスタイルにしたくて、いくつか美容院に通ってみたんですけど、どこに行っても全然思い通りにならず……。
これがきっかけで、「人に髪を切ってもらってうまくいかないなら、自分で切れるようになればいいじゃん！」と、美容師の資格に興味を持ち始めたんです。

――その後、学費を貯めるべく就職を？

そうです。うちは兄弟が多いんで、家計に負担をかけるのはちょっと悪いなって。自分がやりたいことは自分で稼いだお金でやろうと思い、まずは働くことにしました。
それに、地元が鳥取でかなり田舎だったんで、一刻も早く都会で暮らしてみたい気持ちもあり。で、就職を機に思い切って上京しちゃおうと。

――では、中学を卒業してから東京へ？

いや、結局はお隣の埼玉で働くことに。仕事を探していくうちに、そんなに東京から離れてなければどこでもいいかなと思いまして（笑）。
住み込みで働けるというとび職の求人に応募をして、そこの内定が出てからすぐに職場の寮に引っ越しました。

――とび職時代はどうだった？

だいたい2年くらい働いたんですけど、すごく大変でしたね。外での仕事ばっかりだから、夏はとにかく暑くて、冬はめちゃくちゃ寒い。「次に就職するときは、絶対にエアコンがある職場にするぞ！」と、強く心に誓いました（笑）。
でも、日給が高めだったのと、がっつり働いていた甲斐もあって、稼ぎは悪くなかったですよ。進学のための費用も思ったより早く貯まったし。

――その後は退職をして、晴れて美容専門学校へ？

はい。がっつりとした学生生活が初めてだったので、“遅れてきた青春”って感じで最高でした。
もちろん、ここではそれなりに授業に出席しましたよ。学校以外の時間は遊んでばっかりだったんで、あまりいい成績ではなかったかもしれませんけど（笑）。なんとか卒業できて、資格試験の合格も決まったときは、本当にホッとしたなあ。

――おめでとうございます。

ありがとうございます。でも、その後は超有名サロンに就職してカリスマ美容師に……とはいかなかったですね（笑）。

――美容師として就職しなかったのには理由が？

周りが就活モードに入った時期に、僕もヘアサロンの求人を探し始めたんですけど、まあどこも驚くほど給料が低くて。
それまでは正直、資格さえ取れば収入面はなんとかなるだろうって考えました。SNSとかでよく見る美容師って、みんな稼いでそうだし。でも、そんなに甘い世界じゃないってことに、調べてみて初めて気づいたという（笑）。「これじゃあ家賃を払っただけで、ほとんどお金なくなっちゃうじゃん！」って思っちゃって……。
なので、稼ぎやすさ重視で別の仕事を探すことにしました。だって、せっかくがんばって働くのに、生活が苦しかったら嫌じゃないですか。

――それで高収入の求人探しが始まったと。

そういうことです。そこで目に留まったのが、ナイトレジャー系の仕事。給料がすごく高いし、業務内容もなんだか面白そうだなと。しかも、求人の多くが学歴・経験不問っていうのもすごくよくて。給料のいいところって、大卒じゃないと応募すらさせてもらえない場合がけっこう多いんですよね。その点、この業界は間口が広かった。
「風俗業界になら、学歴や経験がない自分にも居場所があるかも」と思って、飛び込んでみることにしたんです。

――『ウルトラプラチナム』に入った決め手は？

何社か選考を受けた中で、唯一ここだけ、会長が面接を担当してくれたんです。入社前からトップとじっくり話せるとは思わなかったので、とても驚きました。
正直、会長の話を全部理解できたわけではないけど、人のことを大事にしてる会社なんだなってことはすごく伝わってきて。僕に対しても真摯に向き合ってくれる姿を見て、「ここでがんばりたい」っていうやる気が湧いてきたんですよね。
それと、エアコンが効いてる場所で働けるのも、入社の決め手になったかな（笑）。

――（笑）。働き始めてからの様子もお聞かせください。

うちの業態はデリヘル兼ホテヘルなので、まずは電話や受付でのお客様対応から始めました。
正直コミュニケーション能力には自信があり、対面での接客は大丈夫でしょと思ってたんです。でも、最初に思わぬところでやらかしちゃいまして……。

――いったい何が？

受付で利用上のルールを読み上げながら説明するときに、そこに書いてあった「勧誘」っていう文字が読めなくて（笑）。「えーっと……」って口ごもってたら、お客様が「これは『かんゆう』って読むんだよ」と教えてくれました（笑）。

――優しいお客様でよかった（笑）。

本当に（笑）。おかげさまで、今ではしっかりとご案内できてます。
ほかには、事務系の仕事も任せてもらえるようになりました。お客様向けのSNSの運用だったり、キャストさんのスケジュール管理だったり。
もともとタイピングがまったくできなかったのですが、打ち方がわからない文字が出てくる度に、先輩が優しく教えてくれて。最近はブラインドタッチができるようになったんで、みんなに自慢してます（笑）。どんな話でも聞いてくれるから、つい報告しちゃうんですよね。
僕、仕事のやり方がわかるようになるのが、本当にうれしくて。今までわからないことばかりの人生だったので、ここで働いてみて初めて、自分にできることが増える楽しさを知ったといいますか。
成長しながら働ける場所に出会えて、本当によかったなと思ってます。

――いい環境ですね。では、最後に未来の後輩へメッセージを。

「勧誘」が読めなかったほど学のない僕ですが（笑）、いろいろな人に助けてもらいながら仕事を続けられてます。だから、学歴や経験がなくても気にしないで大丈夫。少しでも「いいな」って思ったら、ぜひ気軽に応募してみてください！