独占インタビュー！新宿ハンドメイド｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――ご出身は？

千葉県です。上京する25歳まではずっと実家暮らしだったので、気楽にアルバイト生活を送ってましたね。

――ちなみに、どういったアルバイトを？

ガソリンスタンドの店員を。高校生のときから始めたんですけど、将来やりたいことも見つかってなかったので進路は決めず、とりあえずで続けてたんです。興味のある仕事が見つかったら資格でも取って就職すればいいかくらいに考えてました。

――やりたい仕事は見つかった？

恥ずかしい話、カッコつけてみたものの、実際は何も行動せず、ただただフリーターライフを満喫（笑）。一応、ガソリンスタンドの店員に必要な「乙種第4類危険物取扱者」と「手洗い洗車コーティング技師」は取ったので社員登用の話はもらったんですけど、続ける気はさらさらなかったから断ることに。まあ、そのあとずるずると3年働くのですが（笑）。
ただ、僕がのほほんと過ごしている間に、周りの友達は立派な社会人になっていて。久しぶりに会うと、役職に就いてる人もいれば、ボーナスで3桁稼いでいる人もいた。一方で僕は職歴なしのただのアルバイト。これはさすがにヤバいかなと。

――焦り始めた？

完全に（笑）。“やりたいことを見つけたい”なんて、そんなふわふわした気持ちでいる場合じゃないなと。
とはいえ、何もない僕がいきなりエリートサラリーマンになれるほど甘くない。
でも、せめて稼ぎだけは追いつきたかった。それで、大金が飛び交っているイメージのあった新宿の歌舞伎町に向かったわけです。ちなみに、始めたのはセクキャバのボーイ。

――実際に働いてみていかがでした？

業務は受付やドリンクの準備などいろいろと任されましたが、特にキャストをどの卓につけるか段取りする「付け回し」が大変。キャストの指名が被るのはしょっちゅうで、どうしてもお客様の意向に沿えられないケースがあるんです。そんな状況でも1分以内に最善の判断をしなければいけない。四苦八苦しながらなんとか必死にこなす毎日でしたね。

――シビアな業務ですね。

ええ。ただ、その分給料もよかった。たった2年足らずで、周りの友達に稼ぎでは追いつき追いこせたわけですよ。思った通り、夜の世界には夢があるなと感じましたね。
それなのに……。

――なにかトラブルでも？

しばらく経ってからコロナが……。時短営業やアルコールの提供の禁止要請などの影響をもろに受けて、店は閉店を余儀なくされました。
その頃には業務も一通りこなせるようになってたし、キャストからの信頼も得て副店長を任されていたのに。仕方ないとはいえ、やるせなかったですよ。
しかも、次に働く店を探してみたものの、どこも厳しい経営状況でスタッフの募集はない。それで泣く泣く実家へ帰ることにしたんです。

――その後は？

いずれ東京には戻るつもりでいたので、短期のアルバイトをこなしながら食いつないでました。
で、コロナの影響が少し落ち着いてきたタイミングで上京することに。ただ、またいつ状況が変化してもおかしくないから、すぐ身動きが取れるように寮完備の店を探したんです。
それで条件にぴったりだった『ハンドメイドグループ』に応募。デリヘルという点で業種は違いますけど、接客やキャストとの接し方は心得ていたつもりだったので、すぐ戦力になれる自信はありましたね。

――入社後のお話を。

デリヘルだと電話受付になるので、写真などを使わず口頭のみでキャストの魅力を伝えるということに難しさは感じましたね。とはいえ、接客の基本的な部分は変わりませんし、最初の1カ月間は研修もありましたから慣れるのにそこまで時間は掛からなかったかと。
でも、キャストとの接し方は、これまでとは違った点に気をつけなければいけないと思いました。こういった業界だと稼ぎたいという子が多いので、がんばりすぎてキャパオーバーになってしまうときがあるんです。だから我々スタッフは心も身体も無理なく働けるようにしてあげなければいけない。そこで、出勤、退勤のときに疲れている様子であれば、こちらからのシフト調整の提案などを積極的にしていきました。

――以前の経験が大いに活きたと。

だいぶ鍛えられましたから（笑）。ブランクは多少あれど、戦力になっていたと自負はしてます。
で、半年くらい前かな。新宿に新しく店をオープンするにあたって、店長を任せてもらえることに。

――大抜擢。しかも久しぶりの新宿（笑）。

はい（笑）。抜擢された理由も前に新宿で働いていたという経験を評価されてのものでした。「新宿といえば飯田」と期待してもらえたのは素直にうれしかった（笑）。
ただ、正直不安もありました。前職で働いていたとはいえ業種が違うとなると、また話は別。
しかも、新宿はデリヘルの激戦区。価格の設定はシビアだし、どういった基準で女の子を採用するかなどは頭を悩ませましたね。
だから、まずはほかの店舗を徹底的にリサーチ。それで得た情報と自分の経験をもとに、店の方向性や土台をつくっていったんです。

――オープンしてからのお話を。

苦労したかいもあって客入りはまずまず。ここ数カ月でリピーターも増え売上も順調に伸びています。
それにコロナも収束しましたから、一番の大きな心配事はなくなりました（笑）。
今後は、この調子でほかの系列店に負けないように売上を伸ばしていくことが目標。そして結果的に切磋琢磨しながらグループ全体が大きく成長できればいいですね。

――求める人材は？

経験があるに越したことはありませんが、他業種の場合でも活かせる部分があると思うので特に経験は問いません。
それに未経験でも、電話の対応やパソコンの操作方法などは最初の1カ月間の研修で学べますから安心してください。ちなみに、オープン当初に未経験で入社したスタッフがいるのですが、すでにバリバリ活躍してくれてますよ。
あと、最後にアピールしたいことがあるんですけどいいですか。

――ぜひお願いします。

『新宿ハンドメイド』は基本給のベースが高いし、インセンティブの種類も複数あって1日単位で手当がつくようになっているので、非常に稼ぎやすいと思います。やっぱり、夜の世界で働くからには夢があったほうがいいですからね。
フリーターだった僕が、こうして高収入と店長という肩書きまで手に入れることができた。何か現状を変えたいともやもやしてる人には、ぜひ挑戦してもらいたいですね。