独占インタビュー！セレブショップ新宿（東京ハレ系）｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――勤続20年のベテランだとお聞きしました。

はい。25、6歳のときに体操のお兄さんの仕事を辞めてこの業界に入ったからちょうど20年か。まあ、いろいろありましたが、長いようで短い20年でしたね。
なんだか退職のあいさつみたいになっちゃいましたが辞めませんよ（笑）。僕、ずっとここで働きたいので。

――（笑）。すみません、体操のお兄さんがすごく気になるのですが。

珍しい仕事ですもんね（笑）。
僕は学生時代、ステータスをスポーツに全振りしたような人間だったので勉強は大の苦手。高校までは進学したんですけど、大学は諦めてジムのインストラクターを養成する専門学校に入学しました。
最初の頃はインストラクターになる気満々でしたが、通っているうちにどうやら卒業してもすんなり就職できるわけではないということが判明しまして……。

――何か支障があった？

当時のスポーツジムは、休職や退職をする割合が高い女性を雇ったほうが賃金を安く抑えられるうえ、男性会員の勧誘にもつながるということで、女性のインストラクターしか雇わないなんてところがザラ。男性には意外と狭き門だったんです。
両親に頼み込んで高い入学金を払ってもらった手前、知りませんでしたでは済まされない。何年も就職浪人をすることは避けたかったから、在学中に方針転換。学校の斡旋先にあった体操のお兄さんを目指すことにしました。人気がなさそうだったし（笑）。そして卒業後、無事に就職。

――体操のお兄さんの仕事内容とは？

幼稚園の子どもたちにお遊戯や体操を教えてました。イメージとしては、子ども向け番組の体操のお兄さんみたいな感じ。ただ、とんでもなく過酷な労働環境で（笑）。
1日に複数の幼稚園を回るため、拘束時間が長い。土日は遠足などのイベントに強制参加、つまり週6日以上の勤務が確定。園児たちだけならいいけど、面倒臭い親ともコミュニケーションを図らないといけない。園児はまだ加減を知らないので、殴られるとすごく痛い。そして極めつきは、月給が手取り12万円です。

――それはひどい……。

就職することしか考えてなかった僕の調査不足なので文句は言えないのですが、それにしても薄給ですよね。子どもたちへの情や責任感が湧いて辞める時期を見失ってしまい5年も続けたのですが、その間、ずっと貧乏な生活をしてました（笑）。

――そして『ハレ系グループ』へ？

そうです。体操のお兄さんを辞めたはいいものの、すぐに食い扶持を見つけないと生活もままならない状況だったので急いで求人を探しました。条件は給料がよくて、寮があるところ。同級生のほとんどが一人暮らしをしているのに、僕は金欠でいつまでも実家暮らしだったので。
そのとき、目に留まったのが『ハレ系グループ』でした。学歴が必要ないうえ、僕が挙げた条件にぴったりだったから応募してみたんです。

――風俗店の仕事に抵抗はなかった？

すごくありましたよ。当時の風俗店ってパンチパーマをかけたガラの悪いスタッフがたくさんいて怖かったし（笑）。
ただ、人生を変えたいという気持ちが強かったため、腹をくくって面接に行きました。そうしたら、面接官が優しく対応してくれたんですよね。で、内定をいただき、すぐに入寮できるとのことだったので入社。“夜の体操のお兄さん”が爆誕したわけです（笑）。

――（笑）。入社してからのことを教えてください。

未経験で始めたわけですから、まあ、最初はうまくできないことだらけでしたが、受付業務やホームページの更新作業などは先輩に教えてもらったり真似したりしながら、少しずつ覚えていきました。
でも、なんだかんだどの仕事でも最後は体力勝負みたいなところがあるじゃないですか。それだけは自信があったので、忙しい時期も乗り越えられたかと。
ちなみに、過去に新宿、鶯谷、西川口の系列店に勤務していて、西川口のときには店長職を拝命。年齢でいうと32、3歳だったと思いますね。

――現在はマネージャーとお聞きしました。その後、さらに昇進を？

ああ、違います。店長の上がマネージャーというところもありますが、『ハレ系グループ』は逆。マネージャーは店長の下なんです。最初に「辞めません」と言っておきながら、実は僕、一瞬だけ離れていた時期があって。

――詳しく聞いてもよろしいですか？

36歳のときに離婚して自暴自棄になりまして、何もかもを一度リセットしようと思い退職を。もちろん円満に。
その後、心の療養をしながらまったく別ジャンルの仕事をしていたんですけど、まあ、とんでもないブラック企業で。しばらくの間続けはしたものの、今後どうしようかと悩んでいました。そんなとき、西川口時代の上司から一本の電話がきまして……。

――上司は電話でなんと？

「戻ってきてくれないか」「また一緒に楽しく働こう」と。そのときの状況が状況だけに、めちゃくちゃ胸に刺さりましたよね。

――いい上司ですね。

はい、感謝してもしきれません。僕自身もそんな上司になりたいなと。
ただ、『ハレ系グループ』は上司だけでなく、ほかのスタッフもいいんですよね。僕が出戻ったとき、みんなが快く迎え入れてくれましたから。職場の仲間って、なんだかんだ一日の中で家族より長い時間をともに過ごすわけじゃないですか。そんな仲間たちが温かな心を持っているっていうのは単純にうれしい。まあ、だからこそ20年も働いたうえ、これからも続けたいと思うんでしょうけど。
それに加えて、近年は働き方改革によってさらに労働環境がよくなってます。週休2日で残業もほとんどないし、社保や有給、それ以外の手当なども充実していて、一般企業と遜色ない。一回外に出たことで気づきました。ここ、相当ホワイトだなって（笑）。

――つまり最高の環境だと。

仕事とプライベートを両立させて毎日を楽しく過ごしたいという思いが、離婚を経験したあとに強く芽生えて。そんな僕にとっては、本当に最高の環境。一番自分らしく輝ける職場だと思っています。

――今後の目標は？

実は僕、社内の人事異動によって2カ月前に『セレブショップ新宿』へ赴任してきたばかりなんです。だから、まずはここの売上アップに貢献できるよう、任された仕事や役割をしっかりと果たしたいなと。その中にはSNSを使った集客なども含まれているので、46歳のおじさんが毎日ネタ探しに奔走しています（笑）。
それとプライベートの話、いや、仕事にも多少関係あるんですが、最近筋トレにハマってまして。一度メンタルブレイクしたあたりからグッと体力が落ちて、情けない身体になってしまっていたので、週3、4回のペースでジムに行って鍛え直しています。だって僕、ずっとここで働きたいので。

――充実していますね。

今が僕史上、一番輝いているかもしれません（笑）。

――では、最後に未来の後輩へ向けてひと言お願いします。

もし、風俗店というだけで応募をためらっていたらもったいないです。ウチで働けば、必ずイメージが変わると思います。経験の有無は問いません。また男性スタッフと同様に内勤の女性スタッフも募集しておりますので、どしどしご応募ください。