東京夢物語

東京(吉原

風俗ワーク(ソープランド

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東京夢物語

池田さん 25

店長・幹部候補

年収800万円以上

勤続年数10ヶ月

入社して3カ月で店長に。不安で満ちた心を奮い立たせてくれたのは、温かい仲間の存在

もう“学歴は必要ない”。なんの気なしに始めたアルバイトで、夜の世界に魅せられる

――ご出身は?

実は僕、ここ吉原のすぐお隣、台東区三ノ輪の出身でして。だから、吉原の街でもよく遊んでました。ああ、遊びと言ってもソープランドではなく、小学校の帰りに友達と吉原の公園でスポーツをしたりゲームをしたりしてたってことですよ(笑)。
ソープランドがどういうお店なのか知ったのは、思春期を迎えた中高生くらいのときじゃないかな。ただ、その頃には「夜の世界は怖い」というイメージも僕の中で芽生えちゃって。まさか大人になってからそこで働くなんて思ってもみませんでしたね(笑)。

――では、どういった経緯で?

大学に入ってすぐに友達の紹介でキャバクラのボーイのアルバイトを始めたんです。給料がいいうえ、かわいい女性と一緒に働けるなんて最高じゃんと思って(笑)。
で、実際に働いてみると仕事内容が楽しい、というか僕にめちゃくちゃ合っているなと。僕、ゲームが大好きなんですけど、接客や女性の付け回しがうまくいったときに、難しいゲームをクリアしたときと同じ達成感や充実感が得られるんですよ。そんな感じで完全にハマっちゃいまして「働くなら夜の世界だな」「それなら学歴は必要ないな」と思い、大学も2年で中退しました(笑)。

――大学を辞めたあとは?

しばらくはキャバクラのボーイを続けました。その後、1年間の充電期間を経て、24歳のとき『東京夢物語』に入社したんです。

――1年間の充電期間は何を?

ああ、さっきも言いましたが僕、ゲームが大好きで。ドハマリするゲームを見つけたうえ、それなりに貯金があったので、実家に引きこもってゲーム三昧の生活を。いわゆるニートってやつをやってました(笑)。
そんな生活を1年も続けてたら、さすがに両親から「ゲームするために大学を中退したのか?」「お前は将来のことをちゃんと考えているのか?」って怒られて。で、このままだといつ実家を追い出されてもおかしくないという状況になったので、そろそろ真面目に仕事をしようと思い、ある方に相談したんです。

――ある方とは?

『東京夢物語』のオーナーです。実は、キャバクラで働いていたときに、客として来ていて。僕が三ノ輪出身だと伝えると、すぐに仲良くなりました。「君がウチで働きたくなったら、いつでも連絡して」と、名刺までもらったんです。取っておいて本当によかったなと(笑)。

キャバクラとソープランドの違いに四苦八苦。まだ半人前だと思っていた自分が、“まさかの大抜擢”

――そのような出会いが。

いや、本当にラッキーでした。でも、働き始めて実感しました。同じ夜の世界の仕事といっても、キャバクラのボーイとソープランドのスタッフとではぜんぜん違うなと。特に女性とのコミュニケーションに関しては、今でもハードルの高さを感じます。
キャバクラは副業感覚で働いている女性が多かったんですけど、ウチのソープランドに限ってはこの仕事を生業としている女性がほとんど。仕事に対する向き合い方が違うので、こちらもただフレンドリーに接しているだけじゃいけない。時には厳しい注意も求められる。でも、僕、ニートしちゃうほど適当な人間だから結構苦手で(笑)。

――克服できた?

いや、それがなかなか……。
ちなみに、キャバクラのボーイの経験があったから接客スキルに関しては上司の評価が高く、ちょうど大きな人事異動が重なったこともあって、入社から3カ月でまさかの店長職に。しかも、前任の店長が10年以上務めていて、女性からの信頼も厚い“できる人”だったから、プレッシャーがハンパない。正直うれしさなんかよりも不安のほうが何倍も大きかったですね。
だから僕、「女性から絶対にナメられてはいけない」と思い、店長になったときからクールに振る舞ってしまい、お世辞にもうまくコミュニケーションが取れてるとは言えないんですよ。急にキャラを変えるのも恥ずかしいからできてないし(笑)。

――最初の入りを間違ってしまったと(笑)。

そうなんです。ただ、女性に気づかれ始めてるとは思うんですよ、僕が本当はクールじゃないと。
ウチの店はスタッフ同士がくだけた感じで話せるほど仲がよくて、僕、先輩からよくイジられたりしてるんで。そういった場面を女性にも見られてるから、きっと「あれっ?」ってなってるはず(笑)。

――なるほど(笑)。

スタッフの仲間には本当に感謝してます。僕が新人の頃、わからないことがあるとなんでも教えてくれたし、店長になってからも気兼ねなく話してくれる。普通入って3カ月の新人がいきなり店長になったら、快く思わない人が出てきてもおかしくないのですが、みんなそういった素振りなく新米店長を全力でサポートしてくれるんです。
そんなふうによくしてもらったら、僕だってやってやろうって気になりますよね。

“仲間と肩書”が成長させてくれた。今度は支える側となり、グループの発展に尽力する

――仲間の存在で発奮したと。

はい。僕の手腕に仲間や女性の生活がかかっているわけですからね。もっと店を大きくして、今以上にいい暮らしを送らせてあげたいと思うんです。
だから、僕は目先の売上も大事ですが、もっと先のことまで見据えるようにしてます。

――たとえば?

この業界にパネルマジック、通称「パネマジ」って言葉があるじゃないですか。ウチの店ではそれがないように、そしてそう思われないように努めてます。パネマジが売上を上げる常套手段だったのは一昔前の話。今はSNSですぐに情報が飛び交う時代、そんなことをしたら店の悪評が広まってファンが離れてしまうだけですからね。先のことまで考えるなら、今の時代に合った経営も取り入れないといけないなと。

――頼もしいですね。

「肩書が人を成長させる」という言葉がありますけど、本当だったんだなって。手前味噌ですみません(笑)。
ただ、僕は店長という役職に満足していなくて、目標は大きく社長。そしてグループを可能な限り大きくしたいと思ってます。そのためには、女性はもちろん、店を回すスタッフも増やしていかなければいけません。この記事を読んで、1人でも多くの応募があるとうれしいですね。

――どのような人材を求める?

お金を稼ぎたい、店長になりたい、動機はなんでもいいです。ベタですけど、やる気さえあればどなたでもどうぞ。来てくれさえすれば、あとは僕たちが絶対に一人前のスタッフに育て上げます。『東京夢物語』にはそういったすばらしい環境があるので、安心してください。

――ちなみに女性とのコミュニケーション問題は?

解決しないといけないですよね。この記事を読んでくれたら、僕が距離を縮めたいってことが伝わるだろうけど、求人用だから絶対にウチの女性は気づかないよなあ(笑)。
いや、決めました。これを機にクールなキャラを脱却して、女性が接しやすい店長になろうと思います。というわけで、僕も勇気を振り絞ろうと思うので、もし応募を迷っている方がいたら、勇気を振り絞ってほしいです。一緒にがんばりましょう。
あ、でも、女性がこの記事を目にしたときのことを考えて、めっちゃ笑顔の写真を載せておいてください(笑)。
写真・記事:メンズバニラ編集部

店長・幹部候補

池田さん 25

年収800万円以上

勤続年数10ヶ月

東京都台東区出身。大学時代に始めたキャバクラのボーイのアルバイトがきっかけで、夜の世界に興味を抱く。その後、24歳で『東京夢物語』に入社すると、わずか3カ月で店長を拝命。現在も店舗の舵取り役として、多忙な日々を送っている。
プライベートにおいても、新婚のうえ、近々第一子が誕生予定。「どんなに大変でも、今が一番幸せです」とのこと。

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