独占インタビュー！CASA BIANCA（カーサ・ビアンカ）｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――まずは子どもの頃のお話を。

とにかく家族みんなからめちゃくちゃ甘やかされて育ちました（笑）。というのも僕、10人兄弟の末っ子なんですよ。
小学生にもなれば上の姉や兄たちはもうほぼ大人みたいな年齢だったから、僕はワガママが言いやすかったし、バイト代やお給料でオモチャやお菓子をたくさん買ってくれましたね。

――まさに溺愛（笑）。

ええ（笑）。それに両親ものびのびと好きにさせてくれるタイプで。だから、友達とサッカーや野球をしたり、近所の山に探検に行ったりと、毎日かなり自由に遊び回っていました。
かと思えば読書にハマって小説ばかり読んでいることもあったし、気になるものにはなんでも手をつけて。よく言えば好奇心旺盛、悪く言えば飽き性でしたね。
中学生になってもそれは変わらずで、ある日、近所の公園でトランポリンの練習をしている集団を発見。近くの名門高校の体操選手とのことでしたが、空中をクルクル回っている姿が本当にカッコよくて一瞬で夢中に。その場で「僕もやってみたい」と頼み込んで体験させてもらったら、なんと、難しそうなワザがすんなりできちゃったんです。

――やるじゃないですか。

いやいや、実は初心者向けの技だったというオチ（笑）。でも「一見難しそうなことも、やってみたらできるんや」と感動しちゃって。初めて「これを極めたらどうなるんやろう」とすごくドキドキしました。
しかも「絶対センスあるで。将来うちに来たら？」と褒められて、ますますその気に（笑）。
だけど、当時僕はまだ中学1年。今やりたいことを3年もガマンするなんて、性格的にもできるわけがない。かといってめぼしい体操教室も見つからずウズウズしていたら、思わぬチャンスが。

――というと？

なんと、僕が通う学校に、たまたまその名門校の体操部出身の先生が新しく赴任してきたんです。「現役時代は日本一にもなったらしい」なんてウワサまで聞くと、居ても立ってもいられず、速攻で相談。すると先生は僕のことを面白がって「わかった。オレが口聞いたるわ」と。
それで特例的に高校生に交じって練習をさせてもらえることになりました。

――ツイてますね。

スゴいでしょ？ でも、それから3年間、飽きずに通い続けたのも僕としては快挙。家族もみんな驚いていましたし（笑）。
進学は当然、その高校1本。受験にも無事合格して、晴れて体操競技部に入部することができたんです。

――ようやく熱中できるものが。

はい。で、高校生になってからはさらに練習に没頭。
そのかいあってか、なんと、初めて出場した県大会で優勝したんです。

――体操競技の才能があった！

いやいや、実はこれには裏が（笑）。体操の大会って「子どものときから競技をしてきた熟練者向け」の1部と、「高校から始めた初心者向け」の2部に分かれているんですよ。僕が1位になったのは2部だし、中学生の頃から練習に参加していたんだから、当然といえば当然というか。
でも、その次からは1部に出場。そこでも上位に入って、近畿大会にまでコマを進めることになりました。

――スゴい。

とはいえ、10年以上も英才教育を受けてきた人たちには到底かなわず、近畿大会では惨敗。
それでも少しずつ結果を出し続けていたら、高校3年のときには関西の有名大学からスポーツ推薦で声が掛かって。

――理想的な進路。

うーん。ただ、その頃には「体操もええけど、県外に出て就職するんも楽しそうやな」と思うようにもなっていたんです。それで悩んだ揚げ句、進学も体操もスパッとやめることに。周りからは「もったいない」って言われましたが、なんせ飽きっぽいもので（笑）。
その後は大阪に本社がある大手機械メーカーに運良く内定。国内はもちろん、海外にも複数の拠点を置くような規模の会社とあって、半年間にわたる本社研修を終えたあとは、地方の各拠点でさらに1年半の現場研修を受ける予定になっていました。
僕は福岡営業所に配属が決まり、見習いサービスマンとして九州各地の工場の機械をメンテナンスして回る日々がスタート。見知らぬ土地で暮らすのは刺激的だったし、何よりいろんな人達に出会えるのが楽しくてやりがいも上々でした。

――入社してよかったと。

ところが、それから半年ほど経ったある日、上司から突然「急で悪いけど、研修はもういいから購買部に異動してくれ」と。理由もわからないままに希望もしていない部署で働くことになってしまったんです。
新しい業務は部品の発注がメインで、1日中社内での事務作業。もともと「外に出る仕事がしたい」と思っていた僕にとっては、本当に苦痛で……。それに部署内は人手不足で周りからのフォローもなく、毎日のように残業するしかない。結局何もかもに嫌気がさし、1年半ほどで退職することに決めました。

――当初は順調だったのに。

ねえ。「同じ会社でもこんなに違うのか」って、残念というかなんというか……。
でも、いざ転職先を探し始めてみると、高卒で以前と同じくらい給料をもらえる職場は全然見つからない。正直少し後悔しましたけど、なにぶん我慢が苦手なもので（笑）。

――それで風俗業界へ？

はい。大手の転職サイトを見尽くした頃、「大阪」「高収入」「求人」って検索をかけてみたんです。そうしたら一番上に出てきたのが『CASA BIANCA』だったという（笑）。
風俗を利用したことがなかったので、当初は業種も店のランクもまったくわからなかったけど、調べてみたら「高級店のユーザーは富裕層が多い」と。つまり、自分が今まで関わったことのない人たちと接する仕事だと知って興味が湧きました。だから、業界というよりはこのお店を狙って入った感じですね。
それに、面接官をはじめ職場の先輩たちがみんな“デキる男”って感じで、すごくカッコよかったんですよ（笑）。

――入社後のお話を。

当時の僕はまだ19歳。社会人経験は1年半だし、客先に出ていた期間も半年ほど。富裕層や社会的地位の高い方々を接客できるようなスキルは当然ありませんでした。電話口での言葉遣いひとつとっても、丁寧に話そうとすればするほどガチガチに萎縮してしまい……。

――どのように克服を？

まずは先輩の対応を観察し、どんな言葉がふさわしいのかを研究しました。と同時に、競合他社のホームページにも目を通し、女性をお薦めする際に使えそうな表現を次々にストックしていって。
で、あとはとにかく実践。それでもまだ緊張はしたけど、僕が電話を取ると先輩たちがこっそり聞いていて、言葉に詰まった瞬間に助けてくれるんですよ。そうやって経験を重ねるうちに、徐々に困ることが減っていきましたね。
今では「橋本くんに代わってくれる？」と僕からの案内を希望してくださるお客様も増えてきたし、社会人としても、男としても、ようやく一人前と言えるようになってきたのかなって（笑）。

――今後の目標を。

『CASA BIANCA』はまだまだ可能性のあるお店。他県への展開はもちろん、コンセプトの異なる店舗も出していけるようなグループになればと。僕もその力になるのが目標です。
大手ではないからこそ、自分で考えて努力して、伸ばしていける面白みがある。ぜひ、一緒にがんばってくれる方をお待ちしていますね。