独占インタビュー！五反田S級素人清楚系デリヘル Chloe｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――事前アンケートによると入社して半年とのこと。職場にはなじめましたか？

そうですね、すっかり。
先輩からは「お前、もう3年くらいいるんじゃない？」なんてイジられてます（笑）。

――（笑）。雰囲気がよさそうですね。

めちゃくちゃいいです！ 同じ20代のメンバーが多いからか事務所に活気がありますし、仕事帰りの飲みやご飯はもちろん、お互いの休みが合えば同僚と遊びに行くことも。
自分みたいにダメなヤツにも普通に接してくれる方ばかりで、みなさん懐が深いというかなんというか……。心から「ありがたいな」って思いますね。

――全然ダメそうには見えませんが……。

それはよかった（笑）。でも、昔は結構、笑えない悪さをしていたもので。

――……詳しくお聞きしてもいいですか？

はい。じゃあ、道を踏み外す前の話から。
自分は長野県出身でして、自然いっぱいの環境で育ちました。子どもの頃は野山を走り回って遊んだり、いろいろなスポーツに挑戦したりと元気いっぱい。学校以外の時間はリトルリーグで野球をやりつつ、近所の道場で柔道を習い、スイミング教室にまで通っていたくらいでした。

――すごいバイタリティ。

体力には自信があったし、好きなことって多少しんどくても楽しいもんでしょ（笑）。
なかでも特に力を入れていたのは野球で、ポジションはセカンドかショート。小学生のときはよかったんですが、中学でシニアに上がってからは監督と衝突ばかり。別にフィーリングだけで普通にイケてたのに「野球史を分析しろ」だの「理論的なトレーニングメニューを考えてこい」だのとうるさく言われるようになり、最後は大喧嘩して辞めちゃいました。
学校の宿題すらできないような人間に、理論とか分析とか「何を言ってんだ」って話ですよね（笑）。

――（笑）。勉強は嫌いだった？

大っ嫌いでした（笑）。だからスポーツに熱中していられるうちはよかったんですが、身体を動かすことが減るにつれ体力が有り余って、イライラしていたんでしょうね。地元の高校に入ってすぐ、些細なことで同級生と揉めて殴り合いのケンカに。もともと問題児として見られていたのか、その1件でほぼ強制的に“自主退学”させられてしまって。
こういうとき、田舎ってあっという間に噂がひろがるんですよね。それで他校への転入もできず、結局、復学はあきらめて仕事を探しました。といっても中卒の15歳が働けるところなんてそうそうなくて……。

――だんだん悪そうな感じに。

あ、まだ大丈夫です（笑）。
このときは友達の紹介で見習い職人として、建築現場で雇ってもらえたんです。一度働き始めると“つて”が増えて仕事には困らず、塗装に足場に大工にといろんな職種や現場を転々と。4年ほど続けたかな。

――なぜそんなに転々と？

少しでも条件のいいところに行きたくて。いわゆる肉体労働は性には合っていたけど、朝早くから夜まで働いて日給は大体6千円。10代でもさすがに割には合わないじゃないですか。
でも、18歳になると一気に仕事の選択肢が増えました。それで、まず松本市内のキャバクラでボーイを。夜の世界は初めてでしたが、人見知りしない性格のおかげか思いの外すんなりなじめて「なんだよ、ラクに稼げるじゃん」と（笑）。そんなこんなで1年ほどで正社員に。

――いまのところ順調そう。

それがね、この後すぐに東北への転勤が決まって。当然、向こうには友達もいないし、当時の同僚とはそう仲良くもなかったし。さみしくて退屈で、つい店のキャストに手を出しちゃったわけです。

――それはなかなか……。

ヤバすぎるでしょ（笑）。しかも店にバレて100万円の罰金を迫られ、ダッシュで逃亡。いくら若かったとはいえ最低ですよ。
で、その足で東京に向かい、新宿・歌舞伎町にたどり着きました。そして今度は「タダで女の子としゃべって稼げるとか最高じゃん」なんてチャラい理由でホストに。まあ動機はともかくお客さんウケは結構よくて、短期間でナンバー入りも果たしたんですが……。
ハタチになった頃、また罰金モノのトラブルを起こしまして。

――まだ懲りてなかったと。

全然ですね（笑）。だから店を辞めたあとも歌舞伎町を離れず、かといって何も長続きせず夜職をフラフラと。さらに数年その界隈をうろついているうちに、周りは悪いヤツばかりになっていきました。するといつの間にか完全に影響を受けて「いまが楽しければOK」「カネのためなら何をしてもいい」みたいな考え方に……。

――染まってしまったんですね……。

ええ。でも、好き放題やんちゃし続けていたら、あるとき強烈な“しっぺ返し”を食らいました。詳しくは言えませんが、一瞬で仕事も仲間もなくして借金まで背負い、ようやく「なにもかも間違っていたんだ」と……。
それで罪を償ったあと、ちゃんと汗水垂らして働いてやり直すつもりで地元に戻り、もう一度足場職人を始めることにしたんです。

――まっとうな再スタート。成果はあった？

1年ほどで独立も視野に入るようになりましたが、相変わらず朝は4時起きで夜まで働き、休みもろくに取れずに手取りは月30万円以下。この生活を一生続けられるか考えると不安でした。で、東京で美容師をやっている友達に相談したら「お前、そのままじゃ絶対またやらかすぞ」「知り合いの社長に話を通すから会ってみろ」と強引に話を進められて（笑）。
そのとき紹介されたのが『五反田S級素人清楚系デリヘル chloe』の社長だったわけです。

――風俗業界にはどんな印象を？

自分は悪さばかりしてきたくせに、怖い人しかいない業界だと思い込んでいました（笑）。でも社長にお会いした瞬間、想像とは真逆で「え、この立派でおしゃれな人が……？」って。
しかも、これまでに自分がしでかしたことや借金の額まで話したのに、ケロッとした顔で「君の仕事が一区切りしたらぜひ来て」なんて言うんです。
そのあとも「地に足をつけて働いたほうがいいと思うから」と住む部屋を見繕ってくれたり引っ越し屋さんを紹介してくれたり。上京どころか入社したずっと先まで考えて手を回してくださって、親切のレベルが普通じゃないなと（笑）。

――（笑）。入社後はいかがでしたか？

さらに行き届いていました（笑）。
まず教育係の先輩がいつも隣にいてくれるので、どの業務に挑戦するのも怖くなかった。自分はPCでの作業がほぼ初めてだったけど、仮にミスしても指摘してもらえると思うと安心して触り倒せますよね。電話対応も簡単な内容から始めて、難しいものは先輩と練習してから自信を持って本番に挑めばいいんです。
でも、何より驚いたのは待遇面。私服で働けるし、完全週休2日制で月給は35万円から。そのうえ、できることが増えれば都度昇給しますし、はっきり言って完璧ですよ（笑）。

――生き生きされていますね。

でしょ。うちはみんなめちゃくちゃ楽しそうに仕事をしていて、お手本にしたくなる人ばかり。
自分はまだ集客サイトの更新や女の子の出勤確認、電話対応がやっとそれなりになったところなので、まずはもっと任される業務を増やして上を目指し、いつかは誰かのお手本になれたらなと。

――本当に地に足がついた感があるような。

それはやっぱり過去じゃなく、いまの自分を見てもらえるからかな。
人生をやり直すチャンスをもらえたことに感謝していますし、このご恩は仕事で返していきたいです。