「第一印象の55%は見た目で決まる」とアメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱したように、人と接する上で身だしなみはとても重要な役割を担っています。
特に風俗業界は、残念ながら「怖いイメージ」を持たれる傾向にありますから、第一印象で距離を取られないためにも風俗男性スタッフは一層身だしなみを気にするべきなのです。
加えて、風俗男性スタッフは風俗店の窓口でもあります。それはお客様に対してもそうですし、風俗で働く女の子にとっても同様です。
したがって、第一印象をより上げることはお店の売り上げのためにも、円滑に経営を進めるためにも必要不可欠な要素といえるでしょう。
今回の記事では「風俗男性スタッフが気にすべき、身だしなみの具体的なポイント」をお伝えします。これから風俗業界で頑張ろうという男性は必見の内容です。
すでに風俗店で働いている方も、自身の身だしなみを今一度振り返ってくださいね。
当記事の最後にご用意した、出勤前のセルフチェックに役立つ「身だしなみチェックリスト」も、ぜひご活用ください。
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身だしなみで注意するポイントは清潔感!
風俗男性スタッフの身だしなみで最も注意すべきポイントは「清潔感」です。
特に、ソープランドやファッションヘルス、ホテヘルなどの店舗を構えるお店では、スタッフはお客さんと顔を見合わせて直接やり取りをしますので、その印象がお店の良し悪しを決めると言っても過言ではありません。
スタッフの身だしなみが悪いと、「なにか問題があるお店なのでは?」という印象を与えかねないため、清潔感を意識して身だしなみを整えることはとても重要になります。
そして、キャストの管理も業務の一環(いっかん)である風俗男性スタッフは、お店の女の子とも深くかかわります。
清潔感がないとキャストから嫌われる原因になってしまいますし、不潔なスタッフがいるようなお店では働きたくないとモチベーションが下がってしまうことも考えられるでしょう。
以上のようなことから風俗男性スタッフは、「清潔感」を重要視して身だしなみを整えることが最も大切であるといえます。
風俗男性スタッフの身だしなみポイント【服装編】
身だしなみのチェック項目において「服装」は絶対に外せません。
スーツ着用・私服OKの風俗店がありますが、どちらにしても見た目の大部分を占めていますから特に気をつけるポイントだといえます。
初対面の人でも好印象を抱かれるように、どんな点に注意したほうがよいのか丁寧にチェックしていきましょう。
スーツやワイシャツの臭い・汗じみは大丈夫?
勤務時の服装を自由としている風俗店は少なくはありませんが、風俗男性スタッフはスーツでの勤務が望ましいです。フォーマルな見た目は誠実さを演出してくれるため、ラフな服装よりも好印象を抱かれやすいです。
しかし、仕事用のスーツやワイシャツを毎日のように使い込むことになると、服装のケアも大切になります。スーツ自体の傷みにも注意を払うべきですが、臭いや汗じみには特に気をつけなくてはいけません。
臭いを発しやすいのはスーツのジャケット。
決して安価なものではないので、人によっては1~2着程度で着まわしている方もいるでしょう。長期間にわたりクリーニングに出さずいると、自然と嫌な臭いが発生してきます。日を重ねるごとにジワジワと臭いが増していくため、本人が自覚しにくいところも厄介なポイントです。
特に働いている男性の場合、「クリーニングへ行く時間がない、面倒くさい」などの理由でスーツの手入れを疎かにしてしまいがち……。
面倒くさい気持ちもわからなくもないですが、これは絶対にNGな行為です。定期的にクリーニングへ足を運んでください。どうしても行けない場合は、消臭スプレーを使うのが一時的な対策として有効ですよ。
嫌な臭いがせず、まるで新品のようなジャケットを羽織っていれば、印象はガラリと変わります。あなたのジャケットはどうでしょうか?日々、確認を行ってください。
汗じみが目立ちやすいワイシャツには要注意
一方、汗じみが目立つのはワイシャツ。
特に夏場は汗をかきやすいシーズンですから、汗っかきだと自覚がある人は気をつけなくてはなりません。脇汗を目立たなくするインナーを着用するか、脇汗パッドを使用すると脇下のシミが軽減されるので対策しておくのが吉です。
また、洗濯をしていても襟元や脇下が黄ばんでくる可能性があります。そのため、日々のチェックとケアは必須事項。洗濯の際に、漂白剤を使ってみたり、黄ばみ防止作用のある洗濯用洗剤を使ってみたりなど工夫をしてみるといいかもしれません。
ワイシャツに黄ばみや臭いが残っていると、お客様に不快感を与えてしまい、「洗濯もろくにできないだらしないスタッフがいるお店」という印象を植えつけかねません。働いている間もこまめに汗を拭いたり、制汗グッズを使用したりするなどしましょう。
私服OKの場合はオフィスカジュアルが無難
私服OKの風俗店で働く場合、スーツ着用店よりも慎重に服装を選ばなくてはいけません。
大前提として、私服だからといってゆったりしすぎる服装はNG。ジャージやダボダボのズボン、スウェット、プリントTシャツなどは仕事に不適切です。
そのような見た目からは誠実さをなかなか感じ取れませんから、いくら店舗が許可しているとはいえ節度のある服装選びは必要不可欠。お客様や女の子に不快感や悪印象を与えてしまう身だしなみは避け、オフィスカジュアルな見た目にすることが理想的です。
オフィスカジュアルで働きたいならデリヘル求人がおすすめ
店舗を構えていないデリヘルでは、電話越しでお客さんとやり取りをすることがほとんどなので、服装に関してはある程度自由としているお店が多いです。
そのため前述したようなオフィスカジュアルで働きたい方は、デリヘル店の求人を選ぶとよいでしょう。
また、髪型や服装にこだわりがある方にもデリヘル店はおすすめです。
とはいえあまりにも奇抜なスタイルでは、一緒に働くスタッフやキャストに不快感を与える可能性がありますので、先ほど解説した最低限の身だしなみは心がけておくべきといえます。
足元にも気を使おう!靴は思っている以上に見られている
足元はつい気を使うのを忘れてしまいがち……。
しかし、それだけに「靴を見るだけで人柄がわかる」ともいわれています。そのため、靴をはじめとした足元周辺も風俗男性スタッフが気にすべき身だしなみポイントの1つです。
靴が汚かったり、ボロボロだったりすると、同じ風俗店の男性スタッフや風俗嬢からは「だらしがない」「なんか印象悪いな」などと思われてしまします。
もちろんお客様からも「安っぽいお店」「従業員が適当なお店」と感じられ、客足が遠のく可能性も否定できません。お店の売り上げ、ひいては自身の給料にも直結してきますので、決してないがしろにできない身だしなみポイントです。
たかが靴、されど靴。風俗男性スタッフとして大きく活躍してきたいのなら、足元の気配りもお忘れなく!
風俗男性スタッフの身だしなみポイント【髪型編】
服装の次は髪型です。
ヘアースタイル、髪の長さ、整髪……身だしなみチェックで外せないポイントがたくさんあります。
髪型に気を使っているかいないかで、男性風俗スタッフの印象を左右するといっても過言ではありません。身だしなみで押さえておくべき要点として、ご確認ください。
寝癖や伸ばしっぱなしになっていない?
髪型で気をつけなければいけないポイントは「しっかりと整髪されているか」です。
寝癖でハネた髪のまま勤務をしていればルーズな人だと思われてしまいますし、美容院はご無沙汰で伸ばしっぱなしになっているボサボサヘアーも印象は決してよくありません。
出勤前に髪を整える時間をしっかりと確保し、寝癖を整えましょう。
寝起きにシャワーを浴びるのも1つの方法です。体臭ケアもできますし、スッキリして出勤もできるため、メリットが豊富です。
加えて、定期的に美容院を利用し散髪するのもグッド。長い髪がゴワゴワッとぶら下がっていると不衛生な印象を与えてしまいます。好印象に見られたいのであれば、短髪が好ましいです。
奇抜な髪型・派手な髪色・整髪料のつけすぎはダメ
「風俗勤務をしている男性スタッフ=カリアゲ・長髪は当たり前。金髪・茶髪などの派手な髪色、ポマードのような整髪料でビシッとキマッている」。
このようなイメージを抱いている方も少なくないと思いますが、イケイケな見た目は時代とともに薄れています。現在の風俗男性スタッフに求められるのは、落ち着きのある見た目です。
好印象な男性の髪型として、適度な整髪料で整えられた黒髪・短髪が好評です。明るすぎる髪色や奇抜な髪型は、お客様に威圧感を与えかねません。「あそこのお店は男性スタッフが怖い」と思われないようにしましょう。
髪型が奇抜すぎると、女の子からも「見た目がチャラいから話しかけづらい」と敬遠されてしまうケースも考えられます。このような評判はネットが主流の時代ではすぐに広まってしまうので、ネガティブなイメージを抱かれる前に誠実な髪型を意識してくださいね。
風俗男性スタッフの身だしなみポイント【臭い・ヒゲ編】
服装、髪型が整えられたらいよいよ最終チェック段階です。
見た目が完璧に仕上がっていても、目に見えない「臭いのケア」が疎かになっていたら全てが水の泡……。
お客様、女の子からのクレームに発展しかねませんので、身だしなみチェックの締めとして押さえておきましょう。
また、ヒゲも身だしなみとして気をつけておきたいポイントです。かなり細かい点ですが、身だしなみの細部にまで気配りできる男性は好印象を抱かれます。
気づきにくい体臭・口臭のケアを怠るな
最近はセクハラだけでなく「スメル(臭い)ハラスメント」という言葉も馴染みができてきました。
お客様に不快な思いをさせてしまうのは当然ですが、接点の多い従業員やキャストへの被害も甚大です……!体臭や口臭は自分でも気がつきにくいため、必要以上に気にすべきでしょう。
まずは体臭。
汗臭や加齢臭、ワキガなどが主な原因です。鼻を貫くようなツーンとした臭いは、不清潔な印象を人に与えてしまいます。それがお客様だった場合はお店の評価に、従業員やキャストだった場合は業務に影響を与える可能性も低くありません。
毎日のシャワーはもちろんのこと、汗をかいたら着替えをしたり、制汗スプレーを吹きかけたり、場合によっては医療機関で相談してみるものありです。
自分だけではなかなか解決できないこともあるので、専門家に見てもらうのが一番の近道かもしれませんね。
また口臭に関しても同様です。
不潔・不衛生に思われてしまいますし、歯磨きやマウスウォッシュだけでは抑えられないケースもあります。
歯周病であったり、舌から発する臭いだったり、胃からくる臭いだったりと人によって原因はさまざまです。いずれにしても周りに不快感を与えていることに変わりないので、細心の注意を払ってください。
具体的な臭い対策として、まず念入りな歯磨きは欠かせません。最低でも1日2回は、丁寧に磨きましょう。また、バランスの取れた食事も大切です。
アルコールやニンニク料理ばかりを摂取するのではなく、野菜や魚などを含めた食事を心がけてください。それでも口臭が抑えられない方は、歯科医や内科医に診察してもらうことをおすすめします。
無精ヒゲはNG!フォーマルな見た目に整えよう
人によって差が出てしまうのはヒゲです。
ヒゲをだらしなく伸ばしている、いわゆる無精ヒゲは見た目の印象をグッと下げてしまいます。ヒゲが濃い人は毎日の手入れが大変だと思いますが、ケアを怠らないようにしてください。
しかし、あまりにも丁寧に手入れをしてしまうのはかえって逆効果。ニキビや肌荒れに繋がり、見た目の印象がより悪化するケースも……。敏感肌でカミソリ負けしてしまう人は、特に注意しなくてはなりません。
上記のような人やヒゲが濃くて毎日の手入れが負担という人は、無精ヒゲでなくしっかりと整えた「お洒落ヒゲ」を意識するといいでしょう。頬やあご下はしっかりと剃り、鼻下や口周り、あご周りはキレイに整えると印象UPです。もちろんヒゲOKなお店なのか、確認もお忘れなく。
手入れのポイントはヒゲの長さを全体的に均一に揃えること
ヒゲの長さを全体的に均一に揃えることで、頬や口周りに生えている無駄なヒゲは抜くなり、剃るなりしましょう。そうすることで無精ヒゲではなく、手入れが行き届いたキレイな印象になります。眉毛を整えるのと同じ要領です。
ヒゲは長さや量によって清潔か不潔かの印象が一変します。チェック項目として忘れずに押さえておいてくださいね。
風俗男性スタッフの身だしなみポイント【面接編】
ここまでお読みいただいて、風俗男性スタッフの身だしなみポイントについてご理解いただけたかと思いますが、スタッフになるためには面接を通過して採用される必要があります。
最後に、風俗男性スタッフとして働くための前段階、面接時にふさわしい身だしなみについてご紹介しますので、これから風俗業界にチャレンジしようという方はぜひチェックしてください。
面接はスーツが基本!気になるときはお店に確認する
特殊な印象を持たれやすい風俗業界ですが、その実態は一般企業とほとんど変わりません。
最近ではデリヘルを中心に一般企業の参入が進んでおり、普通の会社が経営するお店も増えています。
そのため面接時の服装に関しても、通常の就職活動と同じようにスーツの着用が無難です。
また、風俗男性スタッフの出勤スタイルもスーツというお店が多くなっており、特に店舗型のお店ではスーツの着用が義務付けられている場合も少なくありません。
面接において服装の指定がない場合はスーツ、私服OKの場合でもスーツを着ておけば間違いないですが、もしスーツを持ち合わせていないなら、シャツとジャケット、スラックスといったオフィスカジュアルで臨(のぞ)めれば安心です。
面接はバイトでも腕時計をつける
面接などのフォーマルな場では、腕時計をつけることが推奨(すいしょう)されています。
普段、スマートフォンで時間を確認しているという方も多いでしょうが、面接会場でスマートフォンを操作すると、面接官に悪い印象を与えかねません。
これは正社員に限ったことでなくアルバイト採用の場合も同様で、腕時計をつけることでビジネスマナーを身につけている人物であるとアピールすることもできます。
また風俗男性スタッフは仕事上、キャストの出退勤時間、予約の入っている時間、送迎車が戻ってくる時間など、時間を管理しながら業務を行うことが求められますので、いつでも時間を確認できる腕時計が必須アイテムとなります。
必ずしも「腕時計がないと面接に受からない」というわけではありませんが、風俗男性スタッフの面接を受けるのであれば腕時計をしておいた方が好印象といえるでしょう。
腕時計は注意点を守ればスマートウォッチでも大丈夫
面接のときにふさわしい腕時計ですが、シンプルなデザインのアナログ時計をチョイスするのが無難です。
ベルトはカジュアルな印象のあるラバー素材やプラスチック素材は避け、金属か革を選ぶとよいでしょう。
そしてここ最近、普及が進んでいるアップルウォッチ等のスマートウォッチについても面接時の着用は問題ありません。
ただし、面接でスマートウォッチを身につける場合は、以下の3点に注意してください。
【スマートウォッチを身につける際の注意点】
※アップルウォッチの場合はシアターモードでもスリープ解除機能が無効になります。
・目立つバンドは避ける
※黒やグレー、紺など、スーツの色味に合うバンドを選ぶのがおすすめです。
・Siriは無効にしておく(アップルウォッチの場合)
※面接時の会話をひろって誤作動を起こす可能性があるので、必ず無効にしておきましょう。
また、通知音をオフにしていても、通知が来るたびに画面に目を向けていては意味がありません。
面接では面接官とのやり取りに集中し、よそ見をしないように意識しておくことが大切です。
風俗男性スタッフは身だしなみの「清潔感・誠実さ」が必須!
風俗男性スタッフの身だしなみチェックポイントを、「服装・髪型・臭い」を中心にご紹介しました。
お気づきの方もいるかもしれませんが、どのチェック項目でも共通するポイントが「清潔感」と「誠実さ」です。
清潔感があり爽やかな印象を持たれるような服装や髪型、そしてなおかつ誠実さを感じ取れるような落ち着いた見た目も大切。
風俗男性スタッフの印象は、お客様からの評価(お店への評価)とダイレクトにリンクしています。あなたがだらしない格好でなおかつ体臭がキツい場合には、「このお店はダメなお店」とあっさり評価がくだされるでしょう。
しかし逆をいえば、髪型も服装も整っていて清潔な身だしなみなら「誠実感があって好印象。利用しやすいお店だ」とポジティブな印象も抱かれやすいです。もちろんお店の従業員や女の子に対しても同様です。
身だしなみに気を使うことはメリットがあっても、デメリットはこれっぽっちもありません。風俗男性スタッフとして順風満帆な生活を送るためにも、今回ご紹介した身だしなみチェックポイントを念入りに確認してくださいね。
出勤前にリストを見ながら最終確認を行ってください
<身だしなみチェックリスト!>
■髪型
・寝癖はないか
・フケや油っぽさはないか
・整髪料を使いすぎていないか
■顔
・目やにはついていないか
・鼻毛が出ていないか
・ヒゲが整えられているか
■服装
・スーツ・ワイシャツにシワがないか
・ワイシャツに黄ばみがないか
・臭いは大丈夫か(ex.焼き肉臭・汗臭・生乾き臭)
■足元
・靴下が派手ではないか
・靴下に穴が空いていないか
・靴がしっかりと磨かれているか
・靴から臭いがしないか
■臭い
・口臭はしないか
・体臭(耳裏・脇臭)はしないか
・臭い対策グッズは持ったか(ex.歯磨きセット・制汗スプレー・着替え)
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