風俗業界のスタッフ求人を見ていると、よく目にする「店長・幹部候補」の募集。
風俗店舗スタッフの仕事内容と比べてみると、通常業務に管理業務がプラスされていることが多く、月給が非常に多いことが分かります。
しかし、求人ページだけでは店長・幹部候補が具体的にどのような仕事をしているかイメージしにくいでしょう。
また、どんな人が店長・幹部候補になれるのか、向いているのかも気になるところです。
そこで今回は、風俗店の店長・幹部候補の仕事内容・給料について解説します。
求められるスキルや経験についても見ていきましょう。
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風俗店の店長・幹部候補の仕事内容とは?店舗スタッフとの違い
まずは店長・幹部候補の仕事内容から見ていきましょう。
ここでは分かりやすく、一般的な風俗店舗スタッフの業務内容と比べて解説します。
風俗店舗スタッフの仕事内容
はじめに風俗店舗スタッフの仕事内容について軽く確認しておきましょう。
風俗店舗スタッフの仕事内容をざっくりと分けると、以下の4つがメインです。
- 【風俗店舗スタッフの仕事内容】
・接客対応
・キャスト管理
・店内整備
・雑務処理
詳細な業務内容は業態や店舗の規模、店舗型か無店舗型かによっても異なりますが、どの店舗でも基本的にこのような店舗運営に直結する業務を担当します。
ここでは風俗店における通常業務として認識してもらえればOKです。
風俗店舗スタッフの仕事内容について、より深く知りたいという方は以下の記事をお読みください。
-
風俗店で働く店舗スタッフの仕事内容とは?気になる給料事情も紹介
店長・幹部候補の仕事内容
店長・幹部候補の仕事は、基本的に風俗店舗スタッフと同じ動きをするところが多いです。
そして通常業務に加えて、管理業務や広報業務などが追加されます。
店舗の経営に関わる業務が中心になるため、客前には出ずにパソコンを使用した業務が多くなることもあります。
以下に店長・幹部候補の仕事内容をまとめてみました。
店長・幹部候補の仕事内容
【売上管理】
受付やキャッシャーを担当したスタッフが集計した売上の管理を行います。
売上の集計や各種支払いなどのお金の管理は、店長・幹部候補しか担当しないという店舗もあるため、責任ある立場だからこその業務内容です。
【スタッフ&キャストの管理】
スタッフとキャストの管理も店長・幹部候補の役割です。
シフトの管理だけでなく、コミュニケーションを取るのも大切になってきます。
出来る店長ともなると、顔色ひとつでスタッフやキャストの状態を把握できるようになるんだとか。
管理能力に加えて、経験や人柄も必要なお仕事です。
【スタッフの教育】
店長・幹部候補はスタッフの教育も仕事のひとつ。
業務のやり方やキャストとのコミュニケーションの取り方など、後任の育成を行います。
新人の教育というよりは、新たな幹部候補を育てることがメインの場合が多いです。
【求人・採用業務】
キャストやスタッフの求人・採用業務を行います。
風俗店においてキャストはお店の顔とも言える重要な存在なので、面接は店長や幹部クラスが行うお店が多いです。
ちなみに近年女性店長や女性社員が増えてきていますが、面接官が同じ女性だと応募してくれた女の子が安心するということが影響しています。
【企画・戦略立案】
店舗を運営するための仕組みづくりや、広告戦略を考えるのも店長・幹部候補の重要な仕事です。
広告代理店と相談したり、グループのミーティングに参加したりします。
お店をより繫盛させるための、経営に対する鋭い感覚が必要です。
このように店長・幹部候補は経験やスキルが必要となる業務メインです。
現在風俗店舗スタッフとして働いている方は、同じ業務でも役職が上がるたびに業務に対する見方や姿勢が変わってくると思います。
役職ごとによる見え方は、店長・幹部候補を目指す上でかなり重要なので意識しながら業務に取り組みましょう。
風俗店の店長・幹部候補の適正・求められるスキルと経験は?
続いては店長・幹部候補の適正と求められるスキルについて解説します。
風俗店舗スタッフの適正と求められるスキルを踏まえた上で、店長・幹部候補を見ていきましょう。
風俗店舗スタッフの適正と求められるスキル
風俗店舗スタッフは、基本的に働く中でスキルを身につけていけばOKです。
そのため、ここでは風俗店舗スタッフに向いている適正と身につけたいスキルを紹介します。
風俗店舗スタッフの適正と求められるスキル
【コミュニケーション能力】
風俗店舗スタッフは、受付や電話応対など接客に関わる業務があるため、コミュニケーション能力は重要です。
また、店長・幹部候補を目指すのであればお客さんだけでなく、キャストや他のスタッフとも円滑なコミュニケーションを取れるほうがいいでしょう。
【体力がある】
風俗店舗スタッフは、接客から清掃、ドライバーが足りない日は女の子の送迎も行うため、それなりに体力が求められます。
特に繫忙期は休憩もままならない日もあるため、ここぞというときに踏ん張れる方は重宝されます。
とはいえ普通に業務に取り組めれば問題ありませんよ。
【与えられた業務を遂行できる】
これは風俗店舗スタッフというよりも、社会人としての必須スキルです。
自らに課された業務を遂行できることは、働く上で重要となってきます。
出世を狙っている場合は、まずは目の前の業務に一生懸命に取り組みましょう。
店長・幹部候補の適正と求められるスキル
風俗店舗スタッフの適正とスキルが分かったところで、店長・幹部候補についても見ていきましょう。
当然ながら店長・幹部候補は風俗店舗スタッフの適正と求められるスキルについてはクリアしている必要があります。
特にコミュニケーション能力については、より高度な接客スキルや対応力が求められるため、かなり重要です。
他にも以下のようなスキルや素養があるといいでしょう。
店長・幹部候補の適正と求められるスキル
【業界経験者が望ましい】
店長・幹部候補は業界経験者のほうが望ましいです。
未経験から店長・幹部候補を募集している店舗もありますが、スタートは風俗店舗スタッフであるため、やはり業界で働いた経験があったほうが良いでしょう。
とはいえ他店や他業種で働いた経験がなくとも、現在所属している店舗で実力が認められれば、十分に店長や幹部にはなれるので安心してください。
【向上心が強い】
店長・幹部候補は、お店をより繫盛・存続させていく役目があるため、向上心が強い方は向いているでしょう。
店長自身の出世意欲が強いほうが、結果的にお店の利益にも繋がっていくからです。
また、向上心のある方はオーナーや経営サイドに好まれる傾向がありますよ。
【風俗が好きである】
「風俗が好き」というのは、店長になる方の特徴としてよく挙げられます。
店長はお店のイベントやキャンペーンを考えることが多いため、お客さんとしての目線が必要です。
そのため、プライベートで風俗を利用した経験がプラスに働きます。
「好きこそものの上手なれ」とも言いますし、やはり好きなことを仕事にしているからこそ、出世するのかもしれませんね。
風俗店の店長・幹部候補の給料について
次に店長・幹部候補の給料について見ていきましょう。
ここまでで、風俗店舗スタッフと店長・幹部候補では業務内容も責任も違うことが分かったかと思います。
そのため当然ながら給料にも差が出てきますが、一体どれぐらいの差があるのでしょうか。
店長・幹部候補と風俗店舗スタッフの給料はどれぐらい違う?
風俗店舗スタッフと店長・幹部候補のお給料を比べてみましょう。
- 【風俗店舗スタッフの給料】
風俗店舗スタッフの平均的な給料は、月収30万円のところが多いようです。完全に未経験から働きだしても月収28万円など、平均給料に近い額を支払うお店もあります。もちろん月収40万円以上のところもありますが、月収30万円前後をボーダーとして求人をチェックしてみてください。
- 【店長・幹部候補の給料】
店長の平均的な給料は、月収50万円以上+歩合(インセンティブ)が多いです。基本的な月収が高めですが、店長クラスになるとお店の売上次第で更に稼げるようになります。そのためコンスタントに月収100万円以上を稼いでいる方も。大手グループの人気店の店長ともなれば、年収1,000万円以上稼ぐことも可能です。
風俗店の店長・幹部候補になる方法
店長・幹部候補なら年収1,000万円も目指せます。
では風俗業界で店長・幹部候補として働くには、どのような方法があるのでしょうか。
次に2つの方法を紹介します。あなたに合った方法で高収入を目指してみてください。
風俗店舗スタッフで経験を積んで店長になる
一般的なのは、風俗店の店舗スタッフとして経験を積み、店長を目指す方法です。
風俗店はたとえ業界での経験がなくても、店舗スタッフとして採用してくれるところが多く、入社時は特別なスキルや資格を持たずに働き始められます。
店舗スタッフとして働きながら業界の知識やお店の回し方を学んでいき、店長を目指すことが可能なのです。
一度業界に身を置いて、様子を見たうえで店長を目指せるのが、この方法のメリットでもあります。
また、送迎ドライバーやWebスタッフといった職種で入社した場合でも店長・幹部候補は目指せるので、「経営や管理といった仕事をしたくなった」「もっと上を目指したくなった」という場合でも、途中から方向転換は可能です。
このように、学歴や職歴を問わず、実力とやる気があれば店長まで昇格できます。
風俗業界では何より向上心・やる気がある人材が好まれるため、入社時に「店長を目指したい」と伝えても良いでしょう。
昇進のスピードはやる気や実力によって異なりますが、おおよそ2〜3年くらいを目安と考えてください。
もちろん完全に実力主義の世界なので、半年〜1年ほどで店長になった人もいます。
初めから店長・幹部候補として入社する
店長になるもう一つの方法は、最初から「店長・幹部候補」として入社することです。
これがもっとも近道といえます。
店長を目指す前提として入社するので、店長になるために必要な経営スキルや管理スキルを働きながら最短で身に着けられるでしょう。
店長・幹部候補には、他の店舗スタッフより高い給料を支給しているお店も少なくありません。
そのため、業界経験者しか採用されないと思われがちですが、実はそんなことはなく、未経験からでもやる気を見込まれればいきなり店長・幹部候補として採用してもらえます。
最初から「店長になる!」という目標や、目標実現のための強い意志を持っているならこの方法がおすすめです。
風俗業界の求人の中には「店長・幹部候補」という募集枠がありますので探して応募してみましょう。
たとえば風俗男性求人サイト「メンズバニラ」の場合は、「職種から探す」で「店長・幹部候補」を選ぶと、将来の店長候補を目指す人を募集する求人のみが表示されます。
風俗店の店長・幹部候補になるメリットやデメリットはある?
未経験でもやる気や実力次第で高収入を目指せる、風俗店の店長・幹部候補。
メリットはいっぱいありますが、一方でデメリットもあります。
上の役職を目指すならメリット・デメリットの両方を理解しておく必要があります。
ここで店長・幹部候補になることのメリット・デメリットをまとめておきますので、参考にしてください。
風俗店の店長・幹部候補になるメリット
風俗店の店長・幹部候補になるメリットには、以下のようなものがあります。
- 風俗店の店長・幹部候補になるメリット
- ・月収50万以上、がんばり次第で月収100万も可能な高収入を得られる
- ・実力があると昇進・昇給のスピードが速い
- ・学歴・職歴で、未経験からでもトップになれる
- ・経営のノウハウやマネジメント能力が身につく
- ・将来的に完全に独立して一国一城の主となることも可能
- ・独立して事業に成功すれば高額所得者の仲間入りも夢ではない
スピード出世が可能なだけでなく、将来の独立も可能な点は大きなメリットです。
店長・幹部候補としてしっかり経営のノウハウも学んだうえで、自らオーナーとしてビジネスを展開して拡大していくと高額所得者になれるかもしれません。
夢が無限大にふくらんでいくのも、風俗業界の店長・幹部候補の魅力です。
風俗店の店長・幹部候補になるデメリット
メリットがある一方で、次のようなデメリットもあります。
- 風俗店の店長・幹部候補になるデメリット
- ・長時間の勤務になってしまうことがある
- ・深夜勤務があると生活のリズムが変わる可能性がある
- ・店舗スタッフよりも責任が増える
- ・社会保険を完備していないなどの零細会社もある
- ・違法なことをしているお店で働くと懲役や罰金の恐れがある
店長・幹部候補になると責任が増えるため、長時間勤務になりがちです。
深夜勤務が多い場合は、生活のリズムを整えにくくなるかもしれません。
また、少し特殊な業界でもあるので、時には家族などの理解を得ることも必要でしょう。
そして、風俗業界に限った話ではありませんが、勤務先によって待遇の差もあります。
中には社会保険が完備していなかったり、風営法に違反している業者もあったりします。
働くお店選びは非常に重要なので、面接の際に自分が求める条件を満たしているかを見極めましょう。
もし働いているうちに違和感が出てきた場合は、このお店で店長になって良いかをしっかり検討してから昇進を受け入れるのも良いでしょう。
【体験談】風俗店の店長・幹部候補になったスタッフのリアルな声を紹介!
最後に、風俗店の店長・幹部候補として活躍している方々の体験談をご紹介します。
なかなか知ることのできない店長・幹部候補のリアルな声を、ぜひチェックしてください!
自分のスタンスを確立し店長として業績アップに貢献
まずは、借金を抱えて青森から上京し営業の会社で働いていたMさんが、高収入かつすぐにはなくならない仕事を求めて風俗業界に転職し、店長にまで上りつめた体験談をご紹介します。
営業での経験を活かせたのもあって、受付業務や電話対応など、ひととおりの業務は問題なくこなせました。ただ、仕事をナメてしまうクセがあって、特に上を目指したいとも思わずに怒られない程度に仕事をしていたんです。
でも、系列店へ異動し、キャストとの関わりが増えたのをきっかけに壁に直面してしまいました。キャストに敬意をもたず表面的な対応だけをしていたら、キャストからまったく信頼されないスタッフになってしまったんです。これは難しい仕事だなと痛感しましたね。
異動先ではきちんと叱ってくれる先輩に出会えたこともあり、気持ちを入れ替えることができました。
今では、優しさと厳しさのメリハリを大切にするという自分のスタンスを確立し、店長として右肩上がりの業績をあげ続けています。
これからもキャストとスタッフが一丸となって、グループのエリア拡大を図っていきたいと思います。
「風俗業界=怖いところ」の先入観を捨てて飛び込み、今では高級店の副支配人に
次は、飛び込みの営業マンやホテルマンとして結果を出してきたSさんが、怖いイメージを持っていた夜の世界に転職し、高級店の副支配人を任されるまでになった体験談をご紹介します。
それで、新しいことにチャレンジしてみよう、合わなかったら営業マンやホテルマンに戻ればいいやと思って入社を決めました。入社後は新人教育の一環で、送迎業務をメインに行いました。
これが自分に向いていなくて、「ここは本当に自分に合っている職場かな」とずっと不安を抱えていましたが、1年が過ぎて内勤スタッフとして働くようになりお客様対応をするようになって、私に合っている仕事だと思えるようになりました。今では、これまでに培ってきたコミュニケーション能力を活かして副支配人を任されるまでになりました。今後は支配人を目指すことはもちろん、高級店の名に恥じない最高のサービスを提供できるよう、すべてのキャスト・スタッフとともに同じ方向を向いて頑張っていきます。
風俗の店長・幹部候補になって成功者になろう!
風俗店舗スタッフと店長・幹部候補の給料にはかなりの差があります。
ですが、仕事内容と責任の重さが違う分、給料が高いのも納得ですよね。
風俗業界では、1~2年で店長になったという人もいるため、あなたの努力次第ですぐに出世することも可能です。
メンズバニラでは、「職種から探す」で「店長・幹部候補」の求人を簡単に探すことが出来ます。
今後のあなたの人生で、バリバリ働いて高収入を稼ぎたいなら風俗店の店長・幹部候補を目指してみませんか?