風俗エステは、風俗業界でも比較的新しいジャンルの業種です。
ひとくちにエステといっても、メンズエステ・回春エステ・一般エステ・性感マッサージなど様々な呼び方があることは、あまり詳しくない方でもご存知ではないでしょうか。
しかし、これから風俗業界で働こうと思っている方や既に働いている方でも、これらのエステのサービス内容や仕事内容の違いがわかりにくいという声も。
そこで今回は風俗エステで働こうと思っている方に向けて、仕事の流れやサービス内容、メンズエステや一般エステとの違いについて解説いたします!
スタッフだけでなく、セラピストの方にも役立つ情報を紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。

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風俗エステとは?メンズエステとの違いって?
まずは風俗エステ・メンズエステ・一般エステの違いについて理解しておきましょう。
性感マッサージ・回春エステといった、様々な呼び方がなぜあるのかという疑問も同時に解決できるはずです。
風俗エステ
まずはこの記事のメインテーマでもある風俗エステから解説します。
風俗エステは、女性セラピストによるマッサージと性的サービスを提供しているお店です。
様々なスタイルがありますが、アロマオイルを使用した全身マッサージを行っているお店が最も多いでしょう。
そんな風俗エステにおける性的サービスは、ハンドフィニッシュ(手コキ)が基本です。
フェラチオや全身リップなどのサービスを提供しているお店もありますが、オプション扱いであることがほとんど。
そのため風俗業界の中では、ソフトサービスの部類に入ります。
回春エステと性感マッサージ
ところで回春エステと性感マッサージは、何が違うのか気になりますよね。
これらは基本的に同じものだと考えていただいてOKです。
厳密にいうと微妙に異なりますが、基本的には同じようなサービスを提供しています。
ただし、性感マッサージの中にはアナル開発や前立腺マッサージのような、サービスを中心に提供しているお店もあるので、この辺は事前に確認しておくと良いでしょう。
メンズエステ
続いてメンズエステの特徴を解説します。
メンズエステはその名の通り、男性向けのエステを提供しているエステ全般を指す言葉です。
性的サービスは一切無く、女性セラピストがエステを通して心身ともに癒しを提供しています。
性的なサービスを提供しないため、風営法の営業許可が必要ないのも大きな特徴です。
一般エステとの違いは、衣装やコンセプト、セラピストの容姿にこだわっているお店が多いというところでしょう。
一般エステ
本来一般エステという言葉は存在しません。
これはあくまで推測になってしまいますが、風俗エステやメンズエステと差別化するために生まれた言葉だと思います。
一般エステは性的なサービスは無く、純粋にエステを提供しているお店です。
育毛スパやフェイシャルスパなども一般エステに該当します。
メンズエステとの違いは、癒しというよりも疲労回復や美容目的をメインにしているところです。
抽象的な言い方にはなりますが、「一般エステはテレビCMを打っているようなところ」というのが一番わかりやすいかもしれません。
風俗エステの業態とお仕事について
風俗エステは、店舗型・受付型・派遣型といった3つの業態に分かれて営業しています。
風俗エステの求人に応募する前に、各業態の違いをしっかり押さえておきましょう!

店舗型
店舗型はお客さんがお店を訪れて、店舗内でエステを受けるタイプの業態です。
他の風俗でいうと、ヘルスやソープが同じ業態になります。
スタッフは一般的に言われる店舗型スタッフの仕事内容と大きな違いはありません。
詳しい内容は以下の記事を参考にしてみてくださいね。
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風俗店で働く店舗スタッフの仕事内容とは?気になる給料事情も紹介
受付型
受付型は、お客さんがお店(受付所)を訪れてセラピストを選び、その後ホテルやレンタルルームに移動してからエステを受ける業態です。
ホテヘルと同じ業態になるため、スタッフの仕事内容はホテヘルスタッフに似ています。
詳しく知りたい方は以下の記事をチェックしてみてください。
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ホテヘルとは?スタッフの仕事内容・給料相場・サービス内容を解説!
派遣型
派遣型は、お客さんが自宅やホテルなどの場所を指定して、そこにセラピストを派遣してもらいエステを受けるタイプの業態。
こちらはデリヘルと同じ業態になるため、営業時間の縛りが無いのが特徴です。
そのためデリヘルスタッフの仕事の流れと共通する部分が多いので、気になる方は以下の記事を参考にしてみてください。
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デリヘルとは?スタッフ・キャスト目線で徹底解説!
【スタッフ向け】風俗エステの仕事内容と流れを解説
風俗エステスタッフの仕事内容は、ひとつ前のブロックで紹介した通り、業態によって変わってきます。
そのためここでは、風俗エステならではの仕事内容を紹介します。
風俗エステスタッフの仕事内容
風俗エステスタッフのお仕事は、店舗型か派遣型かによって掃除や洗濯、接客・送迎の有無が変わってきますが、基本的には以下のような仕事内容がメインです。
- 【風俗エステスタッフの仕事内容】
・接客(電話対応|受付対応)
・清掃(施術ルーム|待合室|トイレなど)
・店舗サイトの更新(セラピスト情報|イベント情報など)
・セラピスト管理(シフトや給与の管理など)
・セラピストの送迎
・洗濯(タオル|制服など)
スタッフには、セラピストが気持ちよくお仕事できるような縁の下の力持ち的な働きが求められます。
中でも特徴的なのは、店舗型のお店で行う洗濯です。
風俗エステではアロマオイルを使用するため、大量のタオルとセラピストの制服の着替えが必須になってきます。
そのため店舗内で洗濯するお店が多く、ストックを切らさないように小まめな管理が求められるのです。
そのため複数の作業を同時並行で行える方は、重宝されますよ。

風俗エステスタッフの仕事の流れ
では実際に風俗エステスタッフはどのような流れで仕事をしているのでしょうか。
店舗型の風俗エステスタッフのお仕事の流れを例として確認しましょう。
1日の仕事の流れ
<1.出勤・開店準備>
シフトの時間までに出勤して開店準備を行います。
遅番の場合は、早番のスタッフとの引継ぎから始まります。
<2.セラピストの勤怠を確認>
出勤予定のセラピストの出勤を確認します。
遅刻や欠勤などが発生した場合は、代わりのセラピストの手配、お客さんへの連絡を行います。
<3.開店・店内業務>
開店したら接客業務や電話対応、セラピストのフォローなどを行います。
風俗エステスタッフのメイン業務です。
<4.店内管理・雑務処理>
合間を見て、店舗のwebサイトの更新や備品発注をしましょう。
洗濯を行う店舗の場合は、隙間時間を上手く活用することが重要です。
<5.引き継ぎor閉店作業>
早番の場合は後続のスタッフに引き継ぎを行います。
遅番の方は閉店時間になったら施術ルームの見回り、清掃、備品補充、精算業務といった閉店作業がメインです。
<6.退勤>
すべての業務を終えたら退勤です。
【セラピスト向け】風俗エステのサービス内容と流れを解説
続いてはセラピストの仕事内容を紹介します。
風俗エステでは、どのようなサービスを行うか確認しておきましょう。
セラピストの仕事・サービス内容
風俗エステのセラピストの仕事・サービスは、基本的には以下のような内容がメインです。
- 【セラピストの仕事内容】
・接客対応
・シャワー対応(洗体・消毒)
・風俗エステ
アロマオイルを使用したオイルマッサージが基本。
肌に優しいアロマオイルには、滑りをよくしたりリラックスを促したりする効果がある。
オイルマッサージは、アロママッサージと呼ばれることも。
ほかにも、ベビーパウダーを使ったパウダーマッサージや、水溶性のローションを塗布する洗体マッサージを行う。
洗体マッサージに関しては、キャストがヌードまたはトップレスになり、お客さんに密着する形で体を洗う。
風俗エステのサービスで行う手技は次の3種類。
・リンパマッサージ:リンパに沿って体をほぐすことで、体内の老廃物や毒素の排出を促す
・前立腺マッサージ:薄いゴム手袋やアダルトグッズを使い、直腸内の前立腺を刺激する
・睾丸マッサージ:睾丸を優しく撫でて刺激し、下半身全体の血流をアップさせる
フィニッシュはハンドサービスで行う。
※店舗のオプション次第で他のサービスを行うこともある
風俗エステはオイルマッサージが主体となるため、セラピストにはマッサージの技術が求められます。
そのため風俗エステは未経験でも、マッサージや一般エステの経験がある方は即戦力で働けるでしょう。
しかし、未経験でもイチからマッサージの技術を教えてくれるお店もあるので、気軽に働きやすいのも風俗エステの特徴です。
セラピストの仕事の流れ
店舗型の風俗エステで働くセラピストの1日のスケジュール例を見ていきましょう。
お店や業態によって異なるので、あくまで参考程度にしてください。
1日の仕事の流れ
1. 出勤
シフトの時間通りに出勤します。
お店についてからは着替えや予約の確認などを行いましょう。
2. 待機
お客さんの受付があるまでは、基本的に待機となります。
待機する場所はエステを行う施術ルーム、もしくは複数のセラピストで利用する待機部屋など。
他のセラピストと顔を合わせたくない場合は、求人に応募する前に「待機場所」について確認するといいでしょう。
3. 接客・サービス
お客さんが施術ルームに案内されたら、接客・エステの開始です。
基本的には「挨拶→シャワー→エステ」の順で行います。
コースによって長さや施術する場所が異なるので、しっかりと確認しましょう。
4.退勤
待機と接客を繰り返し行い、シフト終了の時間になったら退勤です。
お給料が日払い制の場合は、しっかり受け取ってから退勤しましょう。
風俗エステの料金と給料相場は?
風俗エステの料金や給料の相場を紹介します。
お仕事を探す上での目安にしてみてください。
風俗エステの料金相場
風俗エステは性的サービスの部分がソフトなため、他の風俗に比べて安めの価格設定になっています。
他の風俗と同様にお店のランクやコンセプトによって変動しますが、「60分8,000~15,000円」が相場と言われています。
この他にも指名料やオプション料金などがあるので、チェックしておきましょう。
風俗エステスタッフの給料相場
- 【風俗エステスタッフの給料相場】
・正社員:月給25万円~30万円
・バイト:時給1,200円~1,500円
風俗エステの店舗スタッフの給料は、雇用形態にもよりますが他の風俗業種と同様に高めに設定されている傾向にあります。
経験者の方で店長・幹部候補として採用されると、月給50万以上も稼げることも。
未経験の方でも経験を積んでいくことで、どんどん収入が上がっていく世界です。
セラピストの給料相場
- 【セラピストの給料相場】
・バック率:50%~70%
・日給:35,000円~50,000円
セラピストのお給料は、お店の料金・バック率・接客人数で大きく変わります。
1人当たりの接客時間やオプションの有無も重要な要素です。
お店によっては、「オプションは全額バック」「時給保証」などもあるので応募する際にしっかり聞いておきましょう。

風俗エステで働く上でのお役立ち情報
最後に風俗エステで働く上でのお役立ち情報を紹介します。
求人選びの参考や働く前のイメージ付けにしてみてください!
風俗エステスタッフ・セラピストとして働くメリット
まずは風俗エステで働くメリットを紹介します。
風俗エステスタッフ
風俗エステは風俗業界の中でも、近年特に盛り上がりを見せています。
そのため新店が続々オープンし続けており、求人が豊富です。
また役職ポストが空いているお店が多いため、スタッフは昇進しやすい傾向にあります。
真剣に働くことで、高収入も夢ではありませんよ。
セラピスト
セラピストはいわゆる、3ナイ(脱がない、舐めない、触らせない)で働けることが大きなメリットでしょう。
他にも粘膜接触が無いため性病のリスクが低い、生理中も働けるといったことも安心ですね。
また働きながらエステの技術が身につくのも魅力的。
資格取得のサポートをしてくれるお店なんかもありますよ。
風俗エステでよく使われる業界用語まとめ
風俗エステには、他の風俗では使用しない独自の用語がたくさんあります。
ここでは、よく使われている代表的な用語を紹介します。
風俗エステ用語
■4TB
四つん這いの略称。
■ホイップ
アロマオイルの代わりに、石鹸とローションを混ぜた泡を使用する施術方法。
■パウダー
パウダーを使用する施術方法。
■カエル足
うつ伏せ状態でカエルように膝を外側に曲げた姿勢。股関節付近を施術する際に取らせる。
■ディープリンパ
鼠径部(リンパ節)への施術を入念にじっくり行うこと。
■ホットオイル
マッサージに使用する温かいオイル。お店によって温度が異なる。
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