「正直、電話対応って苦手」
「なかなか上手に対応できない」
「そもそも電話対応ってどういう風にやるの?」
風俗業界に限らず、仕事において電話対応をした経験がある方なら誰でも一度は悩んだことがあると思います。
特に電話対応が必須業務となっているデリヘル店舗スタッフにとっては、切っても切れない悩みでしょう。
デリヘル店舗スタッフの電話対応における態度や話す内容によって、お店の印象や利用者の数は大きく左右されます。
もし店舗スタッフの電話対応が悪かったり雑だったりしたら、もう二度とそのデリヘル店を利用したいとは思いませんよね。
電話応対でお客さんを逃さないためにも、より利用客を増やして売上を伸ばすためにも、電話対応スキルを磨いていきましょう。
とはいっても、「電話対応のスキルを身につければいいのか分からない」という方も多いと思います。
そこで今回の記事では、デリヘル店舗スタッフの接客の柱となる「電話対応術」をご紹介!
電話対応の基本や成約率を高めるコツなど詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
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デリヘル店舗スタッフにとって電話対応はなぜ重要?
まずは、デリヘルとはどんなお店なのか特徴を見てみましょう。
・ホテルやお客さんの自宅に出張する
・24時間営業しているお店もある
・コンセプトが豊富
・シャワータイムがある
店舗型風俗と違い、デリヘルのように実店舗を持たない無店舗型風俗店はお客さんが直接来店できません。
そのため、無店舗型風俗店を利用したい方はお店に予約の電話をすることになります。
お客さんの電話を受けるのは無店舗型スタッフの仕事です。
無店舗型風俗は電話1本で気軽に女の子を呼べると多くの利用客から支持を得ていますが、その「電話1本」が利用客のモチベーションを大きく左右します。
利用客にとって店舗利用の入り口となる電話対応は、決して疎かにはできない業務なのです。
無店舗型スタッフが「愛想が悪い」「もごもご喋る」「扱いが雑」といった電話対応をすると、せっかくの予約を解消されてしまうなんて可能性も……。
それどころかお店自体の印象も下がって、口コミサイトにマイナスな評判を書かれてしまうかもしれません。
逆に好印象な電話対応ができれば、お客さんに「次もまたお店を利用したい!」と思ってもらえるはずです。
また、電話対応がしっかりできるスタッフは評価をされやすいので、稼ぎたいという方はしっかりと基本やスキルを身につけていきましょう。
デリヘルについては下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
デリヘルとは?スタッフ・キャスト目線で徹底解説!
デリヘル店舗スタッフが電話を受ける前に確認するポイントとは?
電話を受ける前に、まず確認しておかなければならないポイントがあります。
お客さんへの電話対応で慌てないためにも、デリヘル店舗スタッフが事前に確認すべき項目を紹介していきます。
キャストの出勤状況やスケジュール
当日誰が出勤するのかといったキャストの出勤スケジュールを事前に把握しておくことは、電話対応では非常に重要です。
お客さんとの電話では、どのキャストが出勤しているのかを把握した前提で女の子の紹介や予約確認を進めていきます。
各キャストの出勤・退勤時間や予約の有無を知っておけば、スムーズに電話対応ができますよ。
中には出勤予定だったのに遅刻や突然お休みになってしまう女の子もいますから、スケジュールだけでなく出勤状況の確認も大切。
お客さんへ誤ったキャスト情報を伝えないためにも、キャストの出勤状況やスケジュール確認は欠かさないでください。
予約メールや問い合わせの有無
電話予約だけでなくネット予約も受け付けているお店では、お客さんから予約メールが届いている場合があります。
もし予約メールに気付かず、同じ時間帯に同じキャストで別の予約を受け付けてしまったらクレームの元です。
他にも、問い合わせフォームを通じてお客さんからの意見やクレームが入っていることもありますから、クレームを把握して電話対応で同じ間違いをしないように予約メールや問い合わせの有無は事前に確認するようにしましょう。
また、キャストから休みや遅刻の連絡が入る場合もあるので、キャストの出勤状況を確認する際にメールやLINEも併せてチェックしてください。
ホームページやメルマガの更新状況
常に最新情報を発信できるように、ホームページやメルマガの更新は欠かさず行いましょう。
情報が更新されていないと、古い情報を載せたホームページを見たお客さんから問い合わせの電話が来てしまいます。
更新作業を怠ったことが原因で、お客さんの希望に添えない……なんて事態になれば、クレームに繋がるだけでなくお店の信用も失ってしまうでしょう。
突然キャストの出勤スケジュールやイベント情報、割引適用条件などが変更になる場合もあるので、更新作業はこまめに行うようにしてください。
> > デリヘル男性スタッフの仕事ってどんな?業務内容と1日の流れ
デリヘル店舗スタッフの電話対応の基本的な流れ
事前に確認すべきポイントを押さえられたら、次はいよいよ電話対応です。
ここではデリヘルにおける基本的な電話対応の流れをご紹介しますので、絶対に押さえるべき必須項目をおさらいしていきましょう。
以下は、デリヘルの店舗スタッフが電話を受けるときの流れです。
2.顧客情報を確認する
3.キャスト指名の有無を確認する※フリーの場合はおすすめのキャストを紹介する
4.コース内容を確認する
5.利用場所を確認する
6.案内開始時間を確認する
7.料金を確認する
8.最終確認をする
それぞれの手順ごとにポイントを解説していきます。
電話を受ける
無店舗型の場合、お店とお客さんの最初の接点は電話の第一声です。
お客さんにお店の印象を決定付けることになりますから、電話を受けた直後の態度はとても重要といえるでしょう。
お店の雰囲気によって声のトーンやテンションを変えてみるのが、よりお店の印象を高められるポイントです。
ハキハキとした声と明るめな口調で話すのはとても大切ですが、高級店を謳っているお店では落ち着きと品のある口調を意識するとグッド。
また、常連さんが相手の場合は「いつもありがとうございます」という一言を添えるようにすれば、お店や店舗スタッフに対してより良い印象を持ってもらえるでしょう。
顧客情報を確認する
多くの風俗店では利用者の情報を顧客管理システムで管理しています。
顧客管理システムで確認できる内容は主に以下のとおりです。
・電話番号
・住所
・メールアドレス
・会員番号(ない場合もある)
・過去に利用した日時
・コース時間やオプションの履歴
・担当したキャスト名
・トラブルの有無
お店が利用するシステムによって確認できる顧客情報は異なりますので、上記の内容はあくまで一例です。
デリヘルの電話対応では、まず利用歴を確認して過去にトラブルを起こしていないかを確認してください。
新規のお客さんの場合は、登録名や電話番号といった基本的な顧客情報の確認はしっかり行う必要があります。
名前は本名でなくても構いませんが、顧客を特定できるようにフルネームで伺うようにしてください。
もしお客さんが非通知や公衆電話、自分のものでない携帯電話から電話をかけてきた場合は、必ずお客さんの携帯電話番号を聞くようにしましょう。
それだけではなく、一度電話を切って折り返しお客さんに電話をすることも大切です。
お店から連絡が取れないと、万が一トラブルや事故といった緊急事態が発生しても対処できなくなってしまいます。
スタッフ:お電話ありがとうございます。〇〇店、受付担当〇〇でございます。
お客さん:以前利用した▲▲▲▲ですが、〇月〇日に〇〇ちゃんで予約をしたいんですけど…
スタッフ:▲▲様。ご利用ありがとうございます。会員情報を確認いたしますので、少々お待ちくださいませ。
キャスト指名の有無を確認する
お客さんが指名をする場合、すでに目星をつけているのかそうでないのかで話の持っていき方が異なります。
特に指名するキャストが決まっていないときは、お客さんの希望や好みを聞いて、それに近い女の子を提案しましょう。
できるだけ希望に添ったキャストを紹介できると、成約率は非常に高くなります。
指名が決まっているのであればその子が案内可能かどうかを確認し、案内ができない場合には上記のようにタイプや雰囲気が似た女の子を提案してみてください。
フリーの方が相手でも、また次回利用してもらえるように要望に添ったキャストをつけてあげるといいでしょう。
コース内容を確認する
コース内容に関しては以下のことを確認するようにしましょう。
・オプションの有無
・利用条件や注意事項
お客さんによっては、利用したいコースやオプションなどをあらかじめ決めている人もいます。
その場合でも、利用時間やコースのアップ、オプション追加を自然な流れで提案できるとグッド。
顧客単価を上げればお店の売上・利益増加に繋がりますから、デリヘル店舗スタッフはお客さんにいかにより多くのお金を払ってもらえるかを考えなくてはなりません。
そのため、コース時間が決まっていないお客さんには、60~90分以上のコースをすすめてみてください。
当然強引にコースアップやオプション追加を促しても逆効果になってしまうので、無理のない範囲で最大限の利用をしてもらえるように、キャストや有料オプションの魅力やメリットを提案していきましょう。
スタッフ:利用したいコースはお決まりでしょうか?
お客さん:はい。今回は60分コースでお願いします
スタッフ:承知いたしました。オプションはお決まりですか?
お客さん:オプションは〇〇と△△でお願いします
スタッフ:〇〇と△△ですね。その場合90分コースにしていただくと、より余裕をもって楽しめると思うのですがいかがですか?
お客さん:いや、今回は大丈夫です
スタッフ:かしこまりました、では60分コースで承ります。
利用場所を確認する
お客さんの希望派遣先がどこなのかによって、確認しなければならない項目はさらに増えます。
基本的にデリヘルは派遣可能範囲をあらかじめ設けていますが、中には範囲外のエリアへの派遣を希望するお客さんもいます。
あまりにも遠方への派遣となると、泣く泣く受付をお断りしなくてはならないなんて事態に……。
たとえ派遣範囲内だとしても、お店から距離がある場所を指定された場合は道路交通状況の確認やドライバーの手配、周辺のホテル利用可否などを考慮しなくてはなりません。
こちらの都合で開始時間が遅れてしまったらクレームの原因となりますから、遠方への派遣の際には余裕を持たせた到着時間をお客さんに伝えるようにしましょう。
案内開始時間を確認する
お客さんの希望はもちろん、キャストの出勤時間や利用場所への移動時間、ドライバーの配車状況、道路の交通状況なども確認することが大切です。
様々な要因でプレイ開始時間が遅れてしまう可能性もありますから、お客さんの希望だけで決めるのではなく、あらゆる要素を加味して案内開始時間を提案するようにしてください。
また、少しでも開始時間が遅れると、その後のスケジュールにも影響が出てしまうので、お客さんには時間厳守をお願いしましょう。
料金を確認する
遊ぶ女の子やコース内容、利用場所などが一通り決まったら、料金総額の確認を忘れないでください。
ご案内をしていく中でお客さんがコースアップやオプション追加をされる場合もありますし、クーポン・イベントなどで割引が適用されることもあります。
ここで料金総額を確認しないまま受付を完了して、いざ支払いとなったときにもし認識に違いがあったらトラブルになりかねません。
時間をかけてでもしっかり料金内訳と料金総額をお伝えし、お客さんからの合意を得るようにしましょう。
最終確認をする
すべて確認をし終えたら、最終確認として「ここまでで何かご不明な点やご質問はありますか?」とお客さんに一言声をかけてください。
特に質問がなく、お互いに確認することがもうなければ、これにて電話対応は終了となります。
最後に「ご利用ありがとうございます」とお礼の気持ちをしっかり伝えると、より好感度も上がること間違いなしですよ。
電話対応で成約率を上げるためのポイントとは?
デリヘル店舗スタッフが電話対応で成約率を上げるために押さえておくべきポイントは以下の3つです。
こちら
- 好印象な話し方や誠実な態度
- お客さんの意見や希望を尊重する
- 希望に添えなかったときに代替案を提供する
中でも、お客さんの希望に添えなかった場合に上手く代替案を提供できると、成約率だけでなくデリヘル店舗スタッフの評価もかなり上がります。
電話対応において提案型トークができるデリヘル店舗スタッフは重宝されます。
ここでは実際に使える提案型トークの例を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
指名したキャストの予約が取れない場合
お客さんが希望したキャストの予約が取れないということは珍しくありません。
それが人気嬢であれば、なおさらです。
もしお客さんが指名したキャストの予約が取れない場合は、別の女の子を提案してみましょう。
具体的な提案方法は以下の通りです。
■例:「〇〇ちゃんに近い雰囲気の女の子でしたら、△△ちゃんという子がいます!××のテクニックが凄くてオススメですよ!」
■例:「〇〇ちゃんを指名するお客様には、△△ちゃんという子もオススメです!すぐにご案内可能ですよ!」
■例:「本日出勤している△△ちゃんは〇〇ちゃんと同じで××プレイが得意なので、満足していただけると思うのですがいかかですか?」
ポイントは、お客さんの希望を尊重して指名した子に近いキャストを提案することです。
振替前提で「他の女の子なら案内可能です」と提案しても、お客さんの心を揺るがせません。
できるだけお客さんの希望に近い女の子を提案できれば、興味関心度を高められると共に納得してもらえる確率も上がりますよ。
希望のキャストと時間が合わない場合
希望のキャストに空きがあったとしても、お客さんの希望時間と合わない場合があります。
その場合は、プレイ可能な時間まで待ってもらうか別の女の子を提案するようにしてみましょう。
具体的な提案方法は以下の通りです。
■例:「〇〇ちゃんは、今であれば△時からなら予約可能ですよ。なかなか予約が取れない子なのでいかがでしょう?」
■例:「他の子でしたら××ちゃんは今すぐに予約が取れますよ!この子も凄く人気があるのでおすすめです!」
■例:「〇〇ちゃんは最近人気が上がってきていて、皆さん△時間程度は待っていただいてる状態なんですが、いかがいたしますか?」
ポイントは、「この子と遊べるなんてラッキー!」と前向きに利用を促すことです。
もし時間の変更が可能であれば、希望のキャストが空いている時間まで待ってもらいましょう。
どうしても時間の変更ができなくて他のキャストを提案するときは、「たまたま空いていた」ではなく「この子も予約が取れない人気嬢だからオススメ」というように、価値を提示してあげるとベストです。
予算内で遊べない場合
希望のキャスト・希望の時間で遊べるとしても、お客さんの予算を超えてしまい、未成約に終わってしまうことがあります。
その場合は、価格に納得してもらえるようにキャストやサービス内容の価値を説明するか、いつならお得に利用できるかをお伝えしてみましょう。
具体的な提案方法は以下の通りです。
■例:「実際にこの価格で納得されて楽しんでくださるお客様が大勢いらっしゃいますが、ご納得はいただけませんでしょうか?」
■例:「〇〇時以降や△△日後であれば、今よりも比較的お得なお値段でご利用いただけますよ。」
■例:「〇〇ちゃんは店長イチオシの子ですしテクニックがあるので、ぜひショートコースで体験してみてはいかがでしょうか。」
ポイントは、むやみな割引や交渉をせずにいかにお客さんに納得して利用してもらえるかです。
ただの値引きは、他のお客さんやキャストに対しても失礼な行為といえるでしょう。
また、むやみに値引きをすると店舗の売上に影響するため、行う場合は必ず先輩や上司に相談してください。
店舗のルールに従って割引を適用するのであれば、早朝割引や夕方割引、クーポン利用、イベントなどあらゆるお得情報を提供しましょう。
リスクの高い値引きをするなら、次回に繋がる利用の促し方をするほうが店舗的にもメリットになりますよ。
電話対応スキルを磨いて高評価をゲットしよう
デリヘルをはじめとした無店舗型風俗において、店舗スタッフの電話対応はお店の入り口であり顔です。
お客さんが気持ちよく利用するためにも、ハキハキとした挨拶とお礼の気持ちを忘れてはいけません。
丁寧かつ誠実な電話対応は、お店の売上に大きく直結します。
無店舗型スタッフは、その自覚を持って業務に励むようにしましょう。
ぜひ今回ご紹介した電話対応術を身につけて、高評価をゲットしてくださいね!
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