風俗スタッフ求人でよく見られる待遇の一つに、「寮・社宅完備」があります。
一般企業では住所不定の人を採用することがないため、就職のために住む家を確保する必要がありますが、風俗業界はこの限りではありません。
しかも、風俗店の社員寮は、空き部屋があれば即入居できますし、家具・家電付きの場合も多いです。
そして社員寮は、お店が借り上げている物件なので、敷金・礼金などの初期費用がかからないうえ、厳格な入居審査もありません。
気になる求人に応募し、面接を受け、採用されれば入居することが可能です。
とはいえ、はじめて風俗スタッフの仕事にチャレンジしようと考えている方のなかには、風俗店の実際の社員寮がどんな部屋か気になるという方もいらっしゃることでしょう。
そこで当記事では、風俗スタッフとして「新しい環境で新生活をスタートさせたい」「住まいと仕事を同時に決めて新しい人生を生きたい」と考えている方のために、『風俗スタッフの社員寮』にスポットをあてて解説していきます!
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風俗業界は社員寮ありの求人が豊富
風俗業界では、多くのお店が社員寮を用意しています。
特に、ソープランドやファッションヘルスなどの店舗型風俗店は営業場所が限られているため、社員寮のあるお店がほとんどといっても過言ではありません。
また、大手グループ店や老舗店にも、社員寮ありの求人が多いです。
風俗業界は採用の間口が広いこともあり、さまざまな事情を抱えた男性が風俗スタッフとして働いています。
なかにはリストラにあい仕事も住む場所も失った人や、短期間で高収入を稼ぎたい出稼ぎ希望の人、遠方から夢を追いかけてカバン一つで上京してきた人なども。
どのような事情がある人でも、やる気があれば働ける環境が用意されているのも風俗業界の魅力といえます。
社員寮にはどんな部屋が多い?
ひと昔前までは、1部屋に2段ベッドを2つ並べただけの「タコ部屋」のような寮もあったようですが、現在は1人1部屋のマンションタイプが主流となっています。
個室寮であればプライバシーが守られますし、人の目を気にすることなく1人の時間を過ごすこともできるので、オンとオフの切り替えがしやすいといえるでしょう。
また、広い間取りの社員寮を用意して、家庭がある人も家族みんなで住めるような配慮をしているお店もあります。
そして、マンションタイプ以外にルームシェアタイプを採用しているお店も多いです。
この場合、キッチンやトイレ、お風呂などは共同ですが、部屋は個室に分かれています。
共有スペースで上司や同僚と顔を合わせることもありますが、コミュニケーションを取ることに抵抗がなければ気になることもないでしょう。
社員寮は大きく分けて2タイプ
ここからは、社員寮を2つのタイプに分けてご紹介していきます。
タイプによって、家賃や寮の雰囲気、入居可能期間などが変わってきますので、ご自身の希望に合った寮のあるお店を選ぶ参考にしてください。
無料・格安
まずご紹介するのが、「無料・格安」タイプの社員寮です。
無料・格安タイプの場合、基本的に複数人で1部屋を利用するため個室はありません。
そのため「上京したばかりでお金がない」「ひとまず寝泊りさえできればOK」というような、当座の住まいとしての使用に適しています。
実際、無料・格安タイプの寮を利用する際の注意点として、寮は一時的な住まいであることを事前に伝えられることも。
費用が貯まったら、自分で家を借りて引っ越しをするようにしましょう。
風俗店のなかには不動産会社と提携しているお店もありますので、あらかじめ相談することで、スムーズに部屋を借りることができます。
有料
「有料」タイプの社員寮の場合、そのほとんどが1人1部屋のマンション寮となります。
間取りはワンルームが一般的で、相場よりも安い家賃(寮費)で利用できることが多いです。
さらに、敷金・礼金・仲介手数料などの初期費用がかからないだけでなく、保証人や面倒な入居審査も必要ありません。
また、寮費は給料から天引きされますので、金銭面に不安がある方でも安心して新生活をスタートさせることが可能です。
有料タイプの場合も一時的な住まいというニュアンスが強いですが、お店やエリアによっては長く住めるような配慮がされていることもあります。
無料(格安)寮のメリット・デメリット
ここからは、上記でご紹介した「無料・格安寮」と「有料寮」について、より詳しくご紹介していきます。
まずは「無料・格安寮」のメリット・デメリットについて見ていきましょう。
メリット
無料・格安寮を利用する一番のメリットは、なんといっても寮費がかからない、もしくは格安で利用できるというところです。
無料・格安寮に入居して資金を貯めれば、早い段階で寮を出て、自分で部屋を借りることができます。
また、同じお店のスタッフと共同生活をする無料・格安寮では、普段お店では話しにくいことを相談したり、スタッフ同士で気軽にコミュニケーションをとったりできるというメリットも。
以上のような理由から、無料・格安寮は、「早くお金を貯めて夢を叶えたい」「にぎやかな環境が好き」という方にうってつけといえるでしょう。
デメリット
共同生活が基本となる無料・格安寮では、プライベートな時間を確保することが難しくなるでしょう。
さらに同室となるメンバー次第では、ストレスを感じることが多くなるかもしれません。
「自分の時間を大切にしたい」「集団生活は苦手」という方は、無料・格安寮は避けたほうが無難です。
有料寮のメリット・デメリット
最後に、「有料寮」のメリット・デメリットについてご紹介します。
有料寮は、1人1部屋のワンルームタイプがほとんどですが、なかには2部屋以上あるファミリータイプのマンションを用意しているお店もありますよ。
メリット
有料寮のメリットで最も魅力的といえるのが、少ない負担で一人暮らしができるという点です。
敷金・礼金は不要ですし、家具や家電も用意されているので、初期費用がかかりません。
寮費自体も相場より安くなっていることがほとんどです。
また、有料寮は一般的なマンションと変わりませんので、自身のプライバシーもしっかり守られます。
デメリット
有料寮に関しては、デメリットはほとんど無いといってもよいでしょう。
しいて挙げるなら、部屋の鍵をお店側も管理しているということくらいです。
とはいえ無断欠勤等をしない限りは、お店の方が勝手に部屋に入ってくるようなことはないので安心してください。
また、社員寮は収入が安定した社員がいつかは出ていくことを想定していますので、引っ越し費用をしっかりと貯めることも大切になります。
社員寮への入居を希望する場合は早めに相談しておくのが吉
社員寮は、採用が決まればすぐにでも入居することが可能です。
ただし、即入居できるのは空き部屋がある場合に限りますので、社員寮への入居を希望する際は早めにお店に相談しておきましょう。
また、お店によっては入居のための条件が決められていることもありますので、事前の確認が必須です。
社員寮のある気になるお店を見つけたら、「入居可能日」「部屋のタイプ」「入居の条件」をしっかり確認してみてくださいね。