キャバクラの黒服・ボーイが絶対に覚えておかないといけない「ハンドサイン」ってご存知ですか?
ハンドサインとは、キャバクラでキャバ嬢と黒服・ボーイが意思疎通を図るための仕草です。
主に接客中のキャバ嬢が男性スタッフに出すサインなのですが……。
実はハンドサインを覚えておかないと、あなたの評価やお店の売上にも関わります!
黒服やキャバクラボーイの方は必ず覚えておく必要があるのです。
とは言え、イチから丁寧にハンドサインを教えてくれるキャバクラばかりではありません。
何も知らされずにいきなり当たり前のように出されることも多々あります。
これからキャバクラボーイをする人はもちろん、実は今もよくわかっていないという現役ボーイさんも必見ですよ!
ぜひこの記事を見てキャバクラで使われるハンドサインを覚えておきましょう!
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キャバボーイ・黒服へのハンドサインはこんなときに出されます!
そもそも、「ハンドサインってどんなときに出されるの?」とピンと来ない方もいるでしょう。
ハンドサインは具体的にこのような場合に女の子から出されます。
・ドリンクやフードを注文したい
・追加のグラスがほしい
・灰皿やおしぼりを交換したい
・氷を補充してほしい
・場内指名が入った
・延長が入った
・お客さんがお会計をする
・上記以外で女の子が黒服・キャバクラボーイに用事がある
ボーっとしていると気づけないことがあるので、勤務中はしっかりフロア内を観察しましょう。
キャバボーイ・黒服へのハンドサインを覚えないとやばい理由
次に「なぜハンドサインを覚えないといけないの?口頭でも良くない?」そんな疑問にお答えします!
キャバボーイ・黒服へのハンドサインは「会話を止めないため」に使われます
ズバリ、ハンドサインは女の子とお客さんの会話を止めないためにあります。
キャバクラはお酒を飲みながら女の子との会話を楽しむ場です。
お客さんは少しでも長い時間お気に入りの子と過ごしたいと思って来店されるので、極力邪魔をしてはいけません。
女の子が頻繁にボーイに声をかけてしまうと、盛り上がっていた会話が止まってしまいます。
つまり、女の子が黒服やボーイをいちいち声で呼び止めてしまってはいけないのです。
また、キャバクラのホール内はかなりガヤガヤしていて、声が通りにくい場です。
注文を出そうとする度に女の子が「すみませーん!」「灰皿くださーい!」「氷を補充してください!」なんて大声を出していたら、大変ですし喉も痛くなってしまいますよね。
周りのお客さんから「うるさい」とクレームが来るなんて事態も考えられます。
そのため、声を出さずにスタッフに用件を伝えるハンドサインが大事なのです。
ハンドサインを知らないとキャバクラの売上がガタ落ちする可能性も!
ハンドサインがないとキャバクラの業務がスムーズにいかない理由が、なんとなくおわかりいただけたと思います。
会話に集中できないキャバクラは、間違いなくお客さんに敬遠されてしまいます。
「女の子とお客さんの会話が止まりやすい」「うるさくて雰囲気が良くない」ということは、指名数やリピーター客の減少に繋がると言っても過言ではありません。
お客さんが女の子に魅力を感じて指名しようと思う気持ちを邪魔してしまうのですから当然です。
そう、ハンドサインは業務をスムーズに進めるためだけではなく、売上のためにも不可欠なのです。
覚えておきたい!キャバクラでよく使われるハンドサインを紹介
ここでは、多くのキャバクラで一般的に使われる代表的なハンドサインをご紹介します。
まずはこれだけ覚えておけば完璧です!
「お願いします」
■ハンドサインの使い方:
片手を肩あたりまで上げます。
キャバクラで一番よく使われるハンドサインです。
女の子が黒服やボーイを呼ぶときに使うサインなので、この時点では具体的な用事の内容はわかりません。
このハンドサインのみ出された場合は、できるだけ早く女の子の席に向かってあげましょう。
「メニューをください」
■ハンドサインの使い方:
両手を自分の前で合わせて、手のひらが上に向くように広げます。
大きな本を広げるようなポーズ、またはお金ちょうだいのポーズと言えばわかりやすいでしょうか。
「席にメニューを持ってきてほしい」という意味のハンドサインです。
キャバクラはお酒の種類が豊富で、フードのラインナップもお店によってさまざま。
追加注文をする際はメニューを必要とするお客さんが多いです。
メニューを持っていくのが遅れれば遅れるほど、お客さんの注文意欲が失せていくので要注意ですよ。
「お客さん用のグラスをください」
■ハンドサインの使い方:
親指と人差し指を伸ばして「L」の文字を作ります。
「お客さん用のグラスを持ってきてください」のハンドサインです。
主に、お客さんがお酒の飲み方を変える際や、追加でグラスが必要になった際に使われます。
ちなみに、お客さん用のグラスの呼び方は店舗によって変わります。
「ゲストグラス」「ゲストタンブラー(ゲスタン)」「ハッタン」「ジッタン」など、慣れていなければ何のことだかわからない呼び方もあるので、必ず初勤務時に先輩に聞いておきましょう。
「女の子用のグラスをください」
■ハンドサインの使い方:
親指と人差し指で物をつまむようなサインをします。
「女の子用のレディースグラスを持ってきてください」のサインです。
主にハウスボトルやお客さんのキープボトルのお酒を一緒に飲ませてもらうときに使います。
女の子用のグラスはサイズが小さいので、お客さん用のグラスのハンドサインのように指を伸ばさずに曲げることが特徴です。
また、女の子用グラスは「レディースグラス(レディグラ)」の他、「レディースタンブラー(レディタン)」と呼んでいるキャバクラもありますよ。
「灰皿の交換をお願いします」
■ハンドサインの使い方:
両手を使って丸(〇)の形を作ります。
灰皿に吸い殻が溜まってきたときに出すサインです。
女の子がお客さんとの会話中に気づいて出すことが多いですね。
灰皿交換時には吸い殻の灰が飛び散らないように気を付けましょう。
「おしぼりをお願いします」
■ハンドサインの使い方:
両手を使って雑巾をしぼるようなジェスチャーをします。
おしぼりを出してほしいときのサインです。
お客さんがお手洗いに立ったとき、ドリンクやフードをこぼしてしまったとき、女の子がグラスを拭きたいときなどによく出されます。
ちなみに、両手をじゃんけんの「グー」の形にして爪同士をこすり合わせる仕草をすると、「冷たいおしぼり(つめしぼ)をください」のハンドサインになります。
お客さんが酔っているときや、暑いときは冷たいおしぼりが喜ばれることもあるのです。
「氷の補充をお願いします」
■ハンドサインの使い方:
片手をじゃんけんの「グー」の手にして親指と小指だけ伸ばし、さらにその手を下に向けます。
いわゆる「アイスペールを持つ仕草」です。
お酒を作る際の氷がなくなったときに使います。
氷の補充は、本来女の子に催促される前にスタッフが気づくべきことです。
お客さんがボトルや抜き物を頼んでいる際は、氷の残量に気を配っておきましょう。
「場内指名をいただきました」
■ハンドサインの使い方:
1. 片手の人差し指で自分の席の真下あたりを指します。
2. 片手を肩あたりまで上げて手のひらを床側に向けます。
場内指名が入った際に使われるサインです。
女の子の付け回しに関わることなので、絶対に見逃さないようにしてくださいね。
キャバクラによって大きく分けて上記の2パターンがあるようです。
フロアで働く前に、周りのスタッフにどちらが使われているかを確認しておきましょう。
「延長が入りました」
■ハンドサインの使い方:
両手をくっつけて人差し指を上に立てます。さらに人差し指同士を離すように左右に動かします。
終了時間前に延長が決定した際に出されるハンドサインです。
「黒服との延長交渉が面倒」「もっとこの子と遊びたい」といったお客さんは、女の子に直接「延長にして」とお願いすることが多いようです。
間違ってもこの後に「延長しますか?」と聞きに行かないようにしましょう。
「お会計をお願いします」
■ハンドサインの使い方:
両手の人差し指でバツ(×)のサインを作ります。
有名な「チェック」のサインです。
お客さんが帰る際に出されるので、キャッシャー係は準備をしましょう。
稼ぐためにはキャバボーイ・黒服へのハンドサインを覚える必要あり!
今回の記事では最も一般的なハンドサインをご紹介しました。
しかし、お店独自のハンドサインがあるキャバクラも存在します。
初出勤時に必ず確認しておくと安心でしょう。
キャバクラで稼ぐのであれば、ハンドサインはいち早く覚えておくべき項目です。
これを覚えない限りスムーズに仕事ができないので、いつまで経っても裏方の仕事しか任せてもらえません。
高収入を目指すなら、求人応募の前から少しずつ覚えていくと後が楽ですよ!
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