風俗スタッフと一口にいっても、その業務内容はさまざまです。
風俗店では、キャストを送迎する「送迎ドライバー」、キャストのプロフィール写真を撮影する「風俗カメラマン」など、受付をメインに担当する店舗スタッフ以外にもさまざまな役割を持ったスタッフが共に働いています。
そして今回取り上げる「Webデザイナー」も、風俗店を運営するうえで欠かせない存在のひとつです。
特に店舗を構えていないデリヘルなどの派遣型風俗店においては、公式サイトやSNSがお店の看板となりますので、Webデザイナーの実力がお店の売上を左右するといっても過言ではないでしょう。
そんなやりがいのある風俗のWebデザイナーですが、具体的な仕事内容がわからなかったり経験やスキルに不安があったりすることを理由に、応募に踏み出せていないという方もいらっしゃるかもしれません。
そこで当記事では、風俗のWebデザイナーの仕事内容から給料相場、Webデザイナーになるうえでの注意点などについて徹底的に解説していきます。
風俗店では他の職種と同様に実務経験を求められることがほとんどありませんので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてくださいね。

風俗のWebデザイナーの仕事内容
まずは風俗におけるWebデザイナーの仕事内容について詳しくご紹介していきます。
未経験でも応募可能な風俗は、先輩Webデザイナーがイチから業務内容をレクチャーしてくれるような教育体制が整ったお店もありますので、Webデザイナーのキャリアをスタートさせるのにもうってつけですよ。
また、Webデザイナーの勤務時間は基本的に一般的なサラリーマンと同じところが多いため、一般企業からの転職を検討している方にもおすすめです。
Webサイトの制作・更新
Webサイトの制作と更新は、風俗のWebデザイナーが行う代表的な業務です。
新しいサイトをつくる場合、Webデザイナーはまず全体的な構成を考えて、お店の魅力がしっかりと伝わるような使いやすくて見やすいデザインを制作していきます。
前述しましたが、公式サイトはお店の看板となる重要な役割を果たすものなので、風俗のWebデザイナーは店長や他のスタッフの意見を取り入れながら制作をすすめる能力も求められます。
また、既存のサイトを適宜(てきぎ)修正したり、新人キャストの情報を追加したりといった更新作業もWebデザイナーの大切な仕事です。
写真のレタッチ
写真のレタッチはカメラマンが担当する場合もありますが、個人店などの小規模なお店ではWebデザイナーが写真の加工などを行うことも多いです。
キャストのプロフィール写真にモザイクを入れたり、肌質を明るくしたりシワを目立たなくしたりといった加工を行い、よりキャストの魅力が伝わるように調整します。
加工の程度はお店によってさまざまですが、やり過ぎはクレームの原因になりますので注意が必要です。
バナーの作成
風俗求人や風俗情報サイトに掲載するバナー広告の作成も、Webデザイナーの大切な業務のひとつです。
お客さんの目に留まるバナーをつくることは集客に欠かせない要素といえるでしょう。
広告は読み飛ばされることも多いので、Webデザイナーには思わずクリックしたくなるような人を惹きつけるバナーのデザインを考えることが求められます。
HTMLメール(メルマガ)の作成
風俗のWebデザイナーは、お店のメルマガ会員に向けたHTMLメールの作成も行います。
HTMLメールは文字だけのテキストメールと違い、文字の大きさや色を変えたり画像を挿入したりできるので、キャンペーン情報などの発信にうってつけです。
こちらもバナー広告と同様に、見る人の目に留まる内容とデザインを考えることが重要となります。
あまりごちゃごちゃし過ぎてしまうと肝心の内容が伝わりにくくなってしまったり、容量が大きくなって読み取りに時間がかかったりしますので、シンプルに要点が伝わるようなメールを作成することが大切です。
印刷物・POPの作成
風俗店では、割引券などの配布物や店舗内に掲示するPOPの作成などについてもWebデザイナーが担当します。
紙の印刷物ではありますが、デザインの作成や調整、加工や修正などはパソコン上で行います。
他にもキャストやスタッフの名刺を作成したり、ポスターをデザインしたりといった仕事を任されることもあるため、印刷物の作成に関する業務は多岐にわたるといえるでしょう。

風俗のWebデザイナーの給料相場
次に風俗のWebデザイナーの給料相場について、メンズバニラでご紹介している東京エリアの求人を参考にして解説していきます。
Webデザイナーは正社員だけでなく、アルバイトや業務委託、契約社員といった雇用形態でも募集されています。
正社員で採用されるためにはPCスキルや画像編集の経験を求められることもありますので、まずはアルバイトとして入社してWebデザイナーの経験を積むのもひとつの手です。
また、送迎ドライバーと同じく副業として働けるのもWebデザイナーの魅力といえるでしょう。
風俗のWebデザイナーの給料相場
【日給】11,000円~15,000円程度
【月給】25万円~50万円程度
※メンズバニラ調べ(2023.12.12)
東京のハローワークで紹介されているWebデザイナーの平均月収が23.3万円~34.7万円(※)であることを考慮すると、風俗のWebデザイナーは高収入であるといえます。
(※)参照:職業情報提供サイトjobtag(参照2023.12.12)

風俗のWebデザイナーになる上での注意点
仕事内容や勤務時間など、一般のWebデザイナーとあまり変わらないスタイルで働ける風俗のWebデザイナーですが、風俗ならではの注意しておくべき点というものがあります。
Webデザイナーとして風俗店に入社した後に困らないためにも事前にチェックしておいてくださいね。
Webデザインの仕事だけではない可能性あり
風俗のWebデザイナーの仕事内容は前述した通りですが、お店によっては店舗スタッフが行う業務を兼任する場合もあります。
その場合、受付や電話対応、キャストの管理などを行うことになりますが、デリヘルなどの派遣型のお店ではキャストの送迎を任されることも。
基本的に店内業務は店舗スタッフが、送迎業務は送迎ドライバーが担当しますが、お店が忙しい時や人手が足りない時などにヘルプ的な役割を担(にな)う場合もあります。
これらの対応はお店によってさまざまですので、Webデザインの仕事だけに集中したいという方は面接で仕事内容や業務の範囲についてもしっかり確認しておきましょう。
アダルトに抵抗がないか
風俗のWebデザイナーはキャストの写真や画像を扱うことが多く、女性の裸や下着姿を目にすることが当たり前となります。
また、大手グループなどでは店舗ではなく、本社があるオフィスビル勤務となることも多いですが、アダルトな素材を扱うことに変わりはありません。
風俗業界で働く以上、アダルトに触れることは避けられませんので、抵抗があるという方は風俗のWebデザイナーを続けていくことは難しいといえるでしょう。

-
-
風俗店Webスタッフの仕事を解説!【業界未経験でも稼げる理由】
未経験でも風俗業界ならチャンスあり!
公式サイトやSNSが宣伝の要(かなめ)となる風俗業界では、Webデザイナーの需要が高いです。
Webサイトの出来がお店の売上につながりますので、デザインを専門に任せられるスタッフは風俗店にとって必要不可欠な存在といえます。
そのため他の職種にも当てはまることですが、人手不足に悩む風俗業界では経験やスキルがなくても採用される可能性が高いです。
イチからWebデザインを学べる環境が整ったお店も多いので、趣味程度でもデザインに触れたことがある方や興味のある方はぜひ積極的にチャレンジしてみてくださいね。
