風俗の仕事をはじめようと思ったとき、「風俗店にはどういったお客さんが来店するのだろう?」と気になる方も多いかと思います。
風俗店に来るお客さんと、最初に接するのは店舗スタッフです。
きちんとした対応でお客さんをお出迎えするためにも、客層や年齢層などをしっかり把握して、質の高い接客を目指していきましょう。
今回は、風俗のお客さんに多い職業や、業種ごとのお客さんの特徴、客層の良いエリアなどを詳しく掘り下げていきます。
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風俗客の年齢層は何歳?
まずは、風俗店を利用する方の年齢層に注目していきましょう。
お客さんの年齢層は幅広いため、それぞれの世代に合わせた接客が大切になります。
「どういった層が多いのか」「若い年代のお客さんも来店するのか」など、年齢層についてしっかり解説していきます。
40~50代が中心
風俗店のお客さんで一番多いのは、40代〜50代のミドル層といわれています。
社会的な地位が高く仕事をバリバリこなしているミドル世代は、金銭的に余裕のある方が多いことから、接客がしやすい傾向にあります。
また、既婚であれば奥さんとマンネリ化しているとか、子どもも大きくなり夫婦でそういった雰囲気にならないといった理由から、風俗店に通いはじめる方も多いです。
独身でも私生活で若い女の子と出会う機会はそう多くないことから、風俗店に癒しを求める方もいます。
この世代は、お店やキャストを気に入るとリピーターになる可能性があるため、スタッフの接客も手を抜かないことが大切です。
受付での対応はもちろん、電話応対の時点から丁寧に接することを心がけましょう。
キャストにも、40代〜50代のお客さんの心をつかめば「太客」になりやすいことを伝えると、接客のモチベーションがアップします。
60代以降も多い
最近は60代以上でも働いている方が多く、風俗店にもたくさんの60代以上の男性が遊びに訪れます。
この世代は、お店のルールを守って遊ぶ方も多いですが、そうでない方もいるため注意が必要です。
お店で禁止している本番行為をしつこくキャストに迫ったり、店外デートへ誘ったりといった行為をする人も少なからずいます。
個室内でこのような迷惑行為があった場合、対応するキャストは心身ともに疲弊しますので、キャストからのヘルプがきた際はスタッフがしっかりとヒアリングをして、迷惑行為やルール違反には毅然(きぜん)とした態度で臨(のぞ)みましょう。
その後はキャストのケアやサポートをしつつ、お客さんを「出禁」や「指名NG」にするといった今後の対応についても確認します。
60代以上のお客さん全てがこのようなタイプとは限りませんが、こういったトラブルの可能性があることを頭に入れておいても良いかもしれません。
意外と20代の若いお客さんは少ない
若い男性ほど性欲が強いと思われがちですが、風俗店のお客さんで20代はそれほど多くありません。
最近は、性的なことに興味がない「草食系」と呼ばれる若者も増えており、前述した40代~50代、60代以上に比べると少ない傾向にあるようです。
ただ、全くいないというわけでなく、仕事の付き合いや飲み会の延長などで利用する20代のお客さんもいます。
40代〜50代の方よりは金銭的な余裕がないかもしれませんが、ハマるとリピートしやすいので丁寧な接客を心がけましょう。
また、この年代は風俗店で遊びなれていないこともあり、キャストに本気の恋愛感情を抱いてしまったり、プライベートの連絡先をしつこく聞いたりすることがありますので注意が必要です。
くわえて風俗特有のルールを理解していない場合もありますので、その際は丁寧に説明してあげてくださいね。
いずれにせよスタッフがきちんと目を光らせ、対処が必要かどうかキャストと積極的に情報共有をすることが大切です。
30代は遊びなれている人が多い
40代〜50代の次に多い年齢層が30代で、この世代になると風俗店での遊び方をきちんと心得ている方が多くなります。
20代から風俗店に通っている方も金銭的に余裕が出てくる年代となり、リピート来店する頻度が高くなるようです。
また、初めて利用する方のなかには、「仕事ばかりの毎日で癒しがほしい」や「忙しすぎて彼女をつくる暇がない」といった理由から、風俗店に通いはじめる方もいます。
30代はお店のルールを理解している方が多いため、接客がしやすい層といえるでしょう。
風俗のお客さんに多い職業
続いて、風俗店を利用するお客さんにはどういった職業が多いのか、ジャンル別でご紹介します。
サラリーマンがメイン
職業別でいうと、収入が安定しているサラリーマンが一番多いです。
また、メインユーザーである40代〜50代には管理職や役職についている方も多いので、ある程度の高収入を得ている方も利用しています。
出張がてら地方の風俗店で遊んだり、仕事の付き合いで利用したりすることも多いサラリーマンのお客さんですが、リピーターになってもらえるようきちんと対応していきましょう。
そしてキャストには、サラリーマンのお客さんが来たら仕事の疲れを癒してあげるようアドバイスしておくと、お客さんの満足度アップにもつながります。
経営者や富裕層も多い
経営者や医師といった富裕層も風俗を利用しています。
富裕層の方は、激務であったり人付き合いで忙しかったりしますので、日常を忘れてゆったり過ごしたいという理由で風俗を利用することも多いです。
また、富裕層が高級店を好むかというとそうでもなく、いわゆる中級店で遊ぶ方が多いのも特徴です。
遊び方の傾向としては、60分以下のショートコースより120分以上のロングコースで利用することが多く、ときには支払いが高額になることも。
ロングコースは効率よく稼ぐことができるため、キャストにとってもメリットがあるといえます。
富裕層は利用金額が高めかつ太客になりやすいので、リピート来店へ繋げられるよう、満足してもらえる接客を心がけましょう。
有名人や著名人も利用している
テレビタレントやプロスポーツ選手などが風俗を利用することもあります。
このような方々はスキャンダルを避けるため、情報が漏れにくいといわれる高級店を好んで利用することが多いです。
有名人が来店すると、つい興味本位から声をかけたくなりますが、まずは通常通りの対応を心がけましょう。
なかには素性がバレたくないという方もいるため、店舗スタッフとしては様子をみ見つつ、対応を考えるのが良いかもしれません。
キャストにも、なるべく通常通りの接客をするように伝え、ミーハー行為は慎むよう声をかけておきましょう。
大学生や専門学生が来ることも
18歳以上(高校生不可)であれば入店可能な風俗は、大学生や専門学生も利用します。
学生は風俗店に高額な支払いをするのが難しいこともあり、大衆店を利用することが多いです。
年齢や職業だけで収入が低いとは決めつけられませんが、スタッフとしては、ショートコースや指名なしのフリーなど、なるべく安価に遊べるコースをおすすめしてみましょう。
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業種ごとのお客さんのタイプ
風俗にはさまざまなジャンルや業種があります。
ここからは、M性感、オナクラ、デリヘルといった客層が特徴的な業種におけるお客さんのタイプをご紹介しますので、ぜひチェックしてください。
M性感やオナクラには大人しいお客さんが多め
M性感やオナクラでは、キャスト主導でプレイを行うことが多いため、大人しいお客さんが多い傾向にあります。
コミュニケーションが苦手なお客さんもいますので、スタッフはお客さんの反応を見ながら対応することを心がけておきましょう。
また、M性感やオナクラには気軽に利用できるイメージがあるため、風俗初心者の方も多く訪れます。
入店時の対応で風俗店に通い慣れていなそうだと判断した場合は、お店のルールやシステムを一から丁寧に説明してあげてください。
デリヘルはプレイに積極的なお客さんが来ることも
豊富なオプションやさまざまなコースを用意しているデリヘルには、プレイに積極的なお客さんが多く訪れる傾向にあります。
そのためキャストへ無理な要求をしたり、キャストが嫌がる行為を無理強いしたりするようなお客さんもいますので、緊急時の対応をキャストと送迎ドライバー双方と確認しておくことが大切です。
また、オプションには有料と無料があることを事前にきちんと説明しておくと、不要なトラブルを避けることができます。
スタッフは、キャストが安心して仕事ができるよう迷惑行為には毅然(きぜん)と対応することが重要です。
お店のなかでサービスが完結する店舗型ヘルスやソープランドでは、トラブルの際はスタッフがすぐに駆け付けるようにしましょう。
嬉しいお客さんと困るお客さんの違い
ここでは、お店に来ると嬉しいお客さんと、それとは逆に、困ってしまうお客さんの違いを解説していきます。
嬉しいお客さんの特徴
まずは、お店に来ると嬉しいお客さんに共通する特徴を見ていきましょう。
・清潔感のある服を着たり、ヒゲを剃ったりといった身だしなみを整えている人
・シャワーやお風呂を焦らずに過ごしてくれる人
・お店のルールをきちんと守って遊んでくれる人
・プレイの最中にキャストのことを気遣ってくれる人
清潔感があってルールを守って遊んでくれるお客さんは、キャストにとって嬉しい存在です。
困るお客さんの特徴
次に、お店に来ると困ってしまうお客さんに共通する特徴を見ていきましょう。
・シャワーを浴びるのを渋るような不衛生な人
・ダメ元で本番行為を強要する人
・キャストのプライベートをしつこく詮索する人
・AVと同じような激しいプレイをしようとする人
不衛生な人や相手を傷つける言動をする人は、キャストからあまり良い印象を得られるとは言えません。
これはお店だけにかかわらず、日常生活でも大いに関係する理由です。
お客さんとキャスト、ちょうどいい距離感を保ちながら接していきましょう。
風俗の客層が良いエリアは?
都内近郊だけでもさまざまな風俗街がありますが、そのなかでも客層の良いエリアとして評判なのが以下の3エリアです。
・東京都品川
・東京都新橋
こちらのエリアに共通している点は、大企業が多く高収入のビジネスマンが多い街ということです。
また、横浜と品川は新幹線の停まるターミナル駅があることから、出張などで訪れるビジネスマンが多いという特徴もあります。
3エリアとも高収入かつ遊び方に余裕のある人が目立つ場所なので、トラブルが少ないのかもしれません。
風俗の客層を把握してキャストをサポートしよう!
さまざまなお客さんが利用する風俗店では、客層に合わせて臨機応変に対応を変えるといった柔軟さが求められます。
そしてスタッフは、常に「お客さんにルールを守って楽しんでもらう」という点を意識しておくことが大切です。
受付での対応時にきちんとルール説明をしたり、キャストにも「迷惑行為があった際はスタッフに相談してください」と話しておいたりすることが、トラブルを防ぐことにもつながりますよ。
お客さんとキャストのどちらにも信頼されるスタッフになれるよう、健全な店舗運営を目指していきましょう。