女性が風俗店で輝ける場所は、キャストだけではありません。
「同性としてキャストの気持ちに寄り添うことができる」
「キャスト経験者であれば講習や詳しいアドバイスができる」
「女性スタッフがいることでお店の雰囲気が良くなる」
などの理由から、女性を内勤スタッフとして採用しているお店も増えています。
なかでもキャスト経験者は、よりキャストの悩みや不安について理解しやすいので重宝されているといえるでしょう。
この記事では、メンズバニラの人気コンテンツである先輩インタビュー記事の中から、風俗キャストを卒業し、風俗店の内勤として活躍している女性スタッフの方々のリアルな声を抜粋してご紹介します。
風俗キャストのセカンドキャリアとしておすすめな内勤スタッフのメリットについても詳しく解説しますので、ぜひ最後までお付き合いください。
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風俗卒業のハードルの高さ
「体力が続かない」「年齢的に稼げなくなってきた」などの理由から、風俗キャストを続けることに限界を感じる時がくることは避けられない事実です。
あるいは、奨学金の返済や貯金など、目標を達成できた時点で風俗キャストを卒業したいと考えている方もいるのではないでしょうか。
そこで、いつか訪れるその時のために考えておくべきなのが、セカンドキャリアです。
しかし、いざ風俗キャストから昼職に転職したいと思っても、風俗店で働いていたという経歴を色眼鏡で見られることがありますし、資格やスキルを求められることもあります。
さらには転職する際に必要となる履歴書や職務経歴書に、書くことがなくて困ってしまうという状況に直面することも。
以上のような理由から、風俗を卒業して昼職で働くことはハードルが高く、将来のキャリアについて悩んでいるキャストも多いといえます。
風俗キャストから昼職への転職を検討している方は、早めに職探しを始めるだけでなく、あると有利になりそうな資格を取得したりスキルを身につけたりすることを意識しておきましょう。
そして、風俗店の内勤スタッフであれば、キャスト経験を生かしつつ安定した収入を手に入れることができますので、一度キャストとして働いているお店に相談してみるのもひとつの手です。
セカンドキャリアに内勤スタッフがおすすめな理由
ここからは、風俗キャストのセカンドキャリアに内勤スタッフがおすすめな理由について解説していきます。
ある意味特殊な世界ともいえる風俗業界には、経験者にしか分からないことや、経験者だからこそできる仕事というものが存在します。
そして近年、風俗業界全体で急速なホワイト化が進んでいることもあり、働きやすい環境や雰囲気をつくるため、多くの風俗店が女性の内勤スタッフの採用に積極的です。
業界経験者であり女性でもある元風俗キャストは、風俗店にとっても内勤スタッフとして迎えたい貴重な存在となりますので、その需要はかなり高いといえるでしょう。
今までの経験が生かせる
風俗キャストの経験は、内勤スタッフの仕事にも確実に生かせます。
業界の知識が豊富なため即戦力になりますし、悩みや不安を抱えるキャストに対して経験者の立場から的確なアドバイスを行うこともできるでしょう。
また、キャスト経験者は新人キャストの教育や講習を任されることも多いです。
特に講習を担当する講習員のポジションは、キャストとしての経験が必要なため需要が高く、他のポジションに比べて給料が高めに設定される傾向にあります。
同じ業界だからギャップが少ない
一般企業にもいえることですが、就職後に「こんなはずじゃなかった」と、理想と現実のギャップに困惑するというシチュエーションは意外と多いです。
特に風俗業界はアダルトな世界なので、働くうえで下ネタの話題は避けられません。
下ネタが苦手だったり仕事だと割り切った対応ができなかったりする場合、風俗店の内勤スタッフとして働き続けることは難しいでしょう。
しかし風俗キャスト経験者であれば、すでに業界への理解が深まっている段階からスタートできますので、スムーズに業務をスタートさせやすいです。
お店の公式サイトを更新したり女の子の動画や写真を編集したりなど、内勤スタッフはアダルトなコンテンツに向き合う場面も多いので、すでにアダルトへの耐性がある風俗キャスト経験者は即戦力として活躍できます。
女性も高収入のチャンスがある
頑張りや成果次第で昇給・昇格が目指せる風俗業界は、年功序列などのない実力主義の世界です。
学歴や経歴、社歴はもちろんのこと、女性だからといって評価されにくいということもありません。
結果さえ出せば女性でもスピード出世、スピード昇給が狙えます。
さらに風俗業界では大手グループなどを中心に、一般企業と変わらない福利厚生を整えているお店も多いです。
高収入のチャンスがあるだけでなく、働きやすさにこだわっているお店も多いので、長く安定して働ける仕事に就きたいと考えている女性にもうってつけといえるでしょう。
キャストと同じ目線で話せる
キャストと同じ目線で話すことのできる風俗キャスト経験者は、風俗店にとって貴重な存在です。
風俗店を運営するには、キャストの存在が欠かせません。
そのため、日々さまざまなストレスにさらされるキャストのメンタルケアは、内勤スタッフの重要な役割といえるでしょう。
キャスト経験者であればキャストが抱える悩みについてより深く理解することができますし、その場その場で最適なアドバイスを行うこともできます。
また、最近ではメンター的な存在として、送迎ドライバーを担当するキャスト経験者も多いです。
キャストが働きやすい環境を整えることはお店の売上アップにもつながりますので、風俗キャスト経験者は重宝されます。
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風俗店の女性内勤スタッフ求人の魅力を紹介!
ソープランド「桃李」風俗スタッフ のあさん(40歳)
プロフィール
キャストを務めた最後の店が『桃李』の系列店だったことで、引退後はグループのスタッフ兼講習員としてのセカンドキャリアがスタート。キャストの育成を任されるなど、従業員からの信望も厚い。
高校時代に打ち込んだソフトボールでの経験が、「超がつくほどの負けず嫌い」という今の彼女を形成しているとのこと。
約20年にわたり風俗キャストとして活躍。過酷な環境を乗り越えた負けず嫌いな性格をたずさえて、スタッフ兼講習員のキャリアをスタートさせる。
「キャリアの最後がうちのグループで本当によかったと思っています。
私に、スタッフ兼講習員というキャスト以外の道を与えてくれたから。
ちなみに、スタッフとして働き始めたのは9カ月前。このとき、私自身はまだまだキャストでやっていける自信はありました。というか、キャストを辞めたら私には何も残らないので、引退の選択肢は一切なかったというのが正しいかな。
でも、同時に『私、いつまでキャストを続けるんだろう』という思いがあったのも事実。完全に引退の時期を見失っていたわけですね。そんな私の心を感じ取ってくれたのか、『のあさんのこれまでの経験と技術、スタッフとしてぜひうちで活かしてみないか』と店長から打診されたんです。
本当にうれしかったな。だって、私がこれまで培ってきた経験が誰かの役にたつわけですから。いやらしい話、お給料も破格だったし(笑)」
経験を生かせる講習員の仕事は問題なし。苦手な業務にも向き合いながら、誰にも負けないスタッフを目指す。
「系列店での経験があるので、講習員の仕事は今のところ問題なくこなせているのかなと。店長も『キャストの育成はのあさんに任せます』と言ってくれてますし。
ただ、スタッフとしての仕事も覚えなくてはいけないのでそこは大変ですよ。中でも、PCを使った業務が大の苦手で。私、事務をやっていたくせにね(笑)。
それに、接客面も勉強することだらけ。
私自身は問題なくコミュニケーションをとれると思ってるけど、現状、少なからずお客様との間に距離を感じてしまうんです。お客様からすれば、やはり女性が案内するということで、単純に恥ずかしさが勝っちゃうんでしょうね。
でも、それを理由に『できない』とは絶対に言いたくない。いつしか同僚にも負けないスタッフに成長してみせます」
キャストを売れっ子にするという使命感を胸にさまざまな業務をこなす日々。キャスト経験者として活躍するのあさんは、セカンドキャリアに悩む未来の後輩からの応募を待っている。
「スタッフとしての当面の目標は先ほど言ったとおりです。
講習員としては、キャストが売れっ子になれるように育てて、いっぱい彼女たちに稼いでもらうこと。結果的に、それが店の売上につながるわけですから。
講習員の仕事は技術指導だけではなく、お客様に対する心がけを理解してもらったり、仕事後のメンタルケアをしたりと、やることは実に多岐にわたります。教育の方法も、キャスト1人ひとりのことをちゃんとわかったうえで、褒めて伸ばすのか、叱って伸ばすのかを見極めなくてはいけませんし。まあ、これは私に課せられた使命かなと。
現在【桃李】では、スタッフだけではなく、女性講習員も大募集中。業界での仕事の経験がなくても問題ありません。
経験者ももちろん大歓迎。どちらの職種も、これまでのあなたの経験を高く評価させていただきます。約20年間のキャスト経験しかなかった私の年収がその証拠です(笑)。
現状のお給料に満足していない方はもちろん、私のように引退後のセカンドキャリアに悩んでいるキャストの方もぜひご応募くださいね」
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ソープランド「Ellie(エリー)」風俗スタッフ 大河さん(32歳)
プロフィール
30歳を前にソープランドのキャストに転身。1年ほど働いたのち、とあることがきっかけで『Ellie』のスタッフとしての道へ。
現在はキャスト時代の経験を活かして『ingグループ』で働く女性のケアやサポートに努めている。
2度目の離婚後、高収入を稼ぐためにキャストとして夜の世界へ。体力面に不安を抱えていた大河さんは今の上司に出会えたことがきっかけとなり、風俗スタッフとして人生の再スタートをきる。
「高収入のお仕事を探して【Ellie】の系列のソープで働きだしたんです。どうせなら、より稼げるほうがいいし『よし、やるか!』って(笑)。
お給料に関しては、満足しかなかった。ただ、体力面が……。そもそも、体力があるほうじゃないから、1日3人くらいのお客様を接客すると『もう、だめー』って(笑)。
それで『私には、長くできないかも』と考えていたときに、新店を立ち上げるということで、スタッフの1人が異動を。実は、それが今の上司なんです。
上司が異動した新店、まあ【Ellie】なんですけど、SNSでスタッフの募集をしているのを見つけて。待遇面もよかったし『これだ』と思いすぐに応募して、後日面接に行ったんです。そうしたら、その上司が面接担当で、笑いながら『キャストじゃなくていいの?』って(笑)。その冗談に緊張がほぐれて気持ちが楽になりました。
というわけで、32歳のときにスタッフとしてリスタートを。ソープで働いたからこそ、人にも新しい仕事にも縁が出来たので、いい選択をしたと思います」
キャスト時代の経験とノリを生かして広報としても活躍。キャストの気持ちに寄り添いながら、日々の業務に取り組んでいる。
「現在はWEBサイトの情報更新とお客様の受付がメインで、あとは女の子の管理も。あ、それと私自身、広報としてSNSに出ているんですけど、一度上司に『ちょっと大河さんが前に出過ぎかな』って注意されたことが。キャストのノリがまだ残っていました(笑)。
女の子の心情の変化は、ある程度わかるかと思いますし、自分の売り込み方もアドバイスできるかなと。雨の日には、写メ日記のタイトルを『ビチョビチョになっちゃった』みたいな感じで、ちょっと匂わすとか(笑)」
うちは“自分自身が磨かれる場所”。前向きな気持ちで業務に取り組める、未来の後輩を待っている。
「どんな方とお仕事がしたいかですが、やる気があって、失敗しようが前向きな人がいいですね。私も上司も、そんなタイプの人が大好きなので。
それと、うちみたいな高級店だと、自然とマナーが身に付くし、自分自身が磨かれると思います。やっぱり自分が身を置く場所って大事ですよね。
今後は落ち着きがある30代を過ごしたいかな。特に私生活で落ち着きたい(笑)。これまでは籍を入れたり、抜いたりがありましたから……。あれ、書類関係がホントに面倒くさいんですよ。
今度は事実婚でお願いしたいです(笑)」
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デリヘル「キャンパスサミット アニバーサリー」りあバナナさん(35歳)
プロフィール
その後、ある理由から風俗店のスタッフへと転職を考え『キャンパスサミット アニバーサリー』に入社。送迎や清掃といった業務のほか、広報活動も任された。
本人いわく「生粋のギャル」。今でもギャルメイクは絶対に欠かさないとのこと。
デリヘルのキャスト、そして営業職。愛する息子を育てるために行動し続けるりあバナナさんは、息子の将来のためにキャストを卒業し、風俗スタッフの道を歩み始める。
「営業の仕事はあくまで社会勉強のためだったので。給料も安かったし(笑)。なので、週1回程度だったけど、実はデリヘルのキャストを掛け持ちしてたんです(笑)。
そんなわけで、社会勉強を積んだわけだし、子どもを育てるためにキャスト一本でいこうと決めたんですが、このタイミングである悩みが……。
息子がサッカーの強豪校に進学することが決まったんです。
もし息子がメディアに出たときのことを考えたら、『母親が風俗嬢ってどうなの?』って思っちゃって。私はキャストで恥ずかしいと思ったことはありませんけど、世間の目はやっぱり違う。このご時世、SNSの誹謗中傷は絶えないし、どこから足をすくわれるかもわからない。私のせいで、息子が辛い思いをするのは嫌だなと。
とはいえ、会社は辞めちゃったし、再就職するにしても給料が安いのは目に見えてる。これから学費だなんだで、お金はもっと必要になってくるのに。
そこで同じ風俗店でもスタッフとして働くのはどうかなと。キャストと違って表に出るわけじゃないし、デリヘルならお客様と顔を合わせることもない。それに、給料も一般職よりずっといい。で、ネットで調べて【キャンパスサミット アニバーサリー】に応募したんです。
面接でいろいろと聞く中で、悩みについても相談に乗ってもらいました。そのうえで社長が『うちは普通の会社と変わらないから、恥じることはないよ』と力強く答えてくれて。
それで完全に吹っ切ることができましたね」
何でも相談できて、失敗してもフォローしてくれる。そんな周りの手厚いサポートを受けながら、広報活動にも力を注いでいる。
「現在の業務は送迎や待機所の清掃、あと広報活動。キャストとして働いてたから、ある程度仕事は把握してたつもりだったけど、知らないことだらけ。その都度ほかのスタッフに聞いている状況ですね。
でも、嫌な顔ひとつしないで教えてくれるし、ミスは絶対フォローしてくれる。事務所の雰囲気もすごくいいですね。まあ、この業界なので下ネタは多いですけど(笑)」
今後の目標は“独り立ち”。そして培ってきた経験を生かし、キャストから頼られる存在になることを目指す。
「今任されてる業務を1人でこなせるようになりたい。あと最近、キャストから相談を受けるようになってきたので、自分の経験を活かしながらサポートしていければいいな」
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自分が輝ける場所を見つけよう!
将来への不安、体力面の心配、そして愛する子供のため。
風俗キャストとして活躍していた皆さんが、セカンドキャリアに風俗店の内勤スタッフを選んだ理由はさまざまです。
そして皆さん慣れない業務に戸惑うことはありつつも、キャスト経験を生かしながらスタッフ業務に向き合い続けています。
当記事を読んで風俗スタッフの仕事に興味をもった女性の方は、ぜひメンズバニラをご活用ください。
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